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瀬戸内実年八橋譚(せとうちじつねんやきょうたん) 第3話

四国エリア(愛媛県) カテゴリ:その他
2016-07-18 20:20:04 走行日:2012-10-07〜2012-10-11
グー!(12)

さて、話は前後します。機材は揃えましたが、如何せん雪国の為11月下旬から3月下旬まではバイクは乗る事は出来ません。いや危ないので乗るつもりは有りません。冬眠となります。そうなると計画を練るのも「まあ、後でもいいか〜」とgdgd状態、気分もだいぶ盛り上がり具体的な実行計画を練り出したのは、満開の桜が散り始める5月も初旬の頃です。爪に火を点す努力で、有給休暇は前年度繰越分で何とか確保、しかし資金捻出はままならず節約旅行にするしか有りません。元々原2なので四国までの自走は考えていませんでした。フェリー使って関西に上陸、陸路で四国を目指す。最初に検討したのが新日本海フェリー。しかし最寄りの寄港地秋田から敦賀までは週1便しかないうえに自走の場合は宿を確保しなければならない。滞在時間は滅茶苦茶限られるけどフェリーをホテル代わりにして宿代を浮かす、太平洋フェリーの早割も魅力でした。大阪・愛媛間はオレンジフェリー1択。これで行程は決まり。後は時間の関係で絞り込んだ目的地のしまなみ海道の調査。何々・・・安芸灘とびしま海道って言うのが有るじゃないですか、「行って来い」の往復びんたで結構楽しめそうです。あ〜でも道後温泉位は行きたかったなぁ〜。

夜明けの東予港

昨夜は乗船券に付いてきた「生ビール1杯サービス券」で寝た子をおこされ、オレンジフェリーさんの策略にどっぷり嵌りその後立て続けに3杯程おかわり。寝台に戻った時には意識はかなり怪しく、故に「明石海峡大橋」も「瀬戸大橋」も見られずに気付いた時は既に東予港入港30分前。しかし自分の地元の港の風景と何かが違う・・・何だろう?
フェリーは定刻に着岸。6:45am今治に向けて国道196号を走り出す。道端の温度計は14℃、寒い。四国は南国のイメージだったが・・・。

今治城

国道196号から県道38号へ。フェリー乗り場へ向かう途中今治城へ寄ってみる。こじんまりしてて中々きれいなお城です。時間の関係もあって写真を撮ったらフェリー乗り場向かいます。けれども、ここのタクシーは皆様早朝からかなりデッドに攻めて来ます。何かご不満でも?バリーさんがクマモンに負けたから?

今治フェリー乗り場

港のロータリーをタクシーに煽られながらフェリー乗り場へ。フェリー乗り場と言ってもバスの待合ターミナルみたいな雰囲気。船が地元の人の足になっているのですね〜。
早速切符を購入するも地元の方々の視線が痛い、いや冷たい。まるでよそ者を見る目です。さてはオイラの標準語がまずかったかな?
「おがぁむらずままぁんでぇ〜、いずめぇ〜けろぉじゃぁ。」

フェリー乗り場から来島海峡大橋を臨む

待合室には居られない雰囲気でしたので、桟橋へ。ここは浮桟橋なんですね。遠くには来島海峡大橋が朝日を浴びて光ってます。思わずパチリ。

今治フェリー乗り場

やって来ました。第二せきぜん。思ったよりきれいでカワイイ船です。機関車トーマスにハロルドの友達の友達の家にやってきた東洋からの留学生位の立ち位置で出演させたい感じです。

第二せきぜん

誘導に従って定位置に停車後船員のお兄さんから「斜めスタンド付いとらんのか?」と聞かれたので「センタースタンドしかないです。まずいですか?」と聞くと「大丈夫じゃぁ〜、結(ゆ)いよるきに〜。」と心強いお言葉。えっでも・・・グラブレールに麻紐一本?壁側に倒れたらアウトですよねぇ?これって・・・?

来島海峡大橋

フェリーは来島海峡大橋の下をくぐります。凄い迫力です。良くこんな物作ったな〜。と感心しきり。帰りはこの橋で戻って来る予定です。

瀬戸内海

この日は風が強かったのですが、写真の通り波は高くありません。瀬戸内海って本当に優しい海なのですね〜。バイクが心配になり何度か覗きに行ったのですが、大丈夫でした。遠くに見えるは「クレーン船やまと」かな?この風のなか台船をタグボートで曳航できるので、やっぱり波高は低いのですね。
今回で島に上陸しようと思ってましたが、残念。
「上陸は又次回の心だぁ〜」by小沢昭一


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  • とびしま海道
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