バイクSNS バイクブロス・コミュニティ-ツーリングやカスタムレポート

★キリストの墓

★ライダー達の朝は早い・・・
私が２日目のカレーを食し、昨日の洗い物をしている間に外のライダー達はちらほらといなくなっている・・お隣のドカさんも撤収の準備に余念がない。彼は予定通り八幡平を南下、早めにキャンプインする予定だそうだ。
私はやや人見知り（そうじゃ無い面も多いが・・）な面があり、あまりツーリング中に外のライダーさんと話すことも多く無いのだが横にテント張らせて頂いたのでね、良キャンプ場であればまたお会いする縁もあるだろう。ご挨拶しお互いに安全な旅を祈りお別れした。
ここのキャンプ場は虫が少なく高原なため涼しくてとても快適であった。
ま、寒くって夜起きて寝袋広げましたけどね・・
★ＡＭ９時に出発、やや遅めのスタートとなったためＲ２８２より東北道安代ＩＣから八戸道経由で北上します。
途中、チェーンを増し締めしたりしながらも１１時頃には戸来村のキリストの墓へ到着しました。

★日イスラエル友好の石碑も！

★キリストは御存じ現イスラエルのエルサレム出身です。ま、何か色々有り遠い日本までたどり着いた・・って事なのですが（ざっとすぎる説明ｗ）ななんとなんと、駐日イスラエル大使も関わったエルサレム市より寄贈された石碑まであるのですよ。
日露戦争時に戦費に苦しんでいた日本を助けたのがユダヤのジェイコフ・シフだったり、杉原千畝氏が命のビザを書き続け、それでシベリア鉄道経由で逃げてきたユダヤ人を旧陸軍などが助けたりしてるので色々縁があるのかもですね。
何って言っても県道沿いに「キリストの墓」と言う案内板までありますからね。
ここ子供の頃に「日本の不思議」って感じの本で見たんですよね。東北にはストーンサークルがあったり、十三湖辺りには結構栄えた文化があったりなかなか面白いんですよね。
その後、途中でなぜかかっぱ寿司で昼食の後、Ｒ４経由で野辺地、野辺地から大湊方面へ向かいます。

★恐山到着。

★いやあ・・・下北半島ってバイク乗りすっごく多いのね・・・途中めちゃめちゃすれ違いどれだけヤエーしたか分かりません・・・
そしてこの下北半島と言う所には「松くい虫」が生息できない環境でして、枯れ松がほとんどない樹齢の高い松林と言うのを私は初めて見ました。
仕事柄松食い虫(ﾏﾂﾉｻﾞｲｾﾝﾁｭｳ）と媒体のﾏﾂﾉﾏﾀﾞﾗｶﾐｷﾘ防除も仕事でしてるのですが、まあどこもかしこも酷い物です。
・・話は逸れましたがむつ市街を過ぎて１０分強山を昇ると有名な恐山に到着しました。
やはりここもバイク乗りが多く色々な県のナンバーのバイクが２-３０台はいましたかね、

★恐山の散策。

★うーん、所々で硫黄っぽいのが噴出してるなああ・・まあ、だから境内に温泉施設(無料？）があるんだが・・まさかタオル持って境内参拝はなあ・・・
曹洞宗のお寺さんなのかな？きっと観光化される前まではかなりの修行場だった気がする環境ですね。
だってさ、観光客がいないこの景色を想像したらひどく世紀末的な景色になりますから、

★極楽浜

★参拝ルートの後半はここの極楽浜を経由します。
それはそうと恐山もまあ夏の心霊特集やイタコ等子供の頃に良く聞いた場所でして、なんとなく色々と因果を感じますねえ、
今バイクで日本各地を回っている事、キャンプと言う名の秘密基地とそれへの憧れとか子供の頃の色々な欲望の抑制(お金がないと出来ないですから・・）が今花咲いてたりするんですよね・・
逆に子供の頃の俺の視点で言うと「夢が叶った」だったりします。全部は無理ですが叶った小さな夢は今思うと非常に多い気がします。
そう言う意味では無意識に自分が選んだ選択に非常に満足しております。
ま、ぼっちですがｗ

★国設薬研キャンプ場

★恐山参拝後は大畑方面へ向かい今日の宿泊地である「国設薬研キャンプ場」へ向かいます。
ここは青森で言えば「酸ケ湯キャンプ場」と並ぶ良キャンプ場と言われていて数々のライダーや北海道への経由地としてフェリー待ちのライダーの滞在所と言う場所の様です。
現にキャンプツーのバイク乗りばっかりです。
昨日の今日なので設営は楽でしたね、その後買い出しをして晩酌を兼ねて食事をして就寝しました。
【晩御飯】●バーベキュー（牛カルビ、フランクフルト・玉ねぎ）・白米・しじみの味噌汁

なんとなく青森はシジミの産地なので味噌汁を作ってしまった。
結構スーパーにグッとくる海鮮系が多かったんですが１人分だとねー・・・

• 北東北地方の各所
• 住所：青森県むつ市大畑町葉色山国有林1164林班イ小班