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ノリヒサさんのツーリングレポート

２０１４北海道ツーリング　５　宿泊編

北海道エリア（北海道）　カテゴリ：遊園地・テーマパーク
2014-09-07 02:31:54　走行日：2014-08-08～2014-08-27
グー！（15）

今回は、苫小牧、稚内、網走、中標津に宿泊地を設定し、同じ箇所に連泊してそこを拠点に走るという形にしました。
マシンもＲ１なので荷物が積めないというのが大きなポイントにもなります。

旅程概要を書いてみましょう。まず苫小牧のルートインに宿泊し、翌日、そこを出発。
そして稚内へ到着し、ドーミーインに６連泊。
その後、網走へ移動し、ルートインに３連泊。
そして中標津で５連泊後、再び網走のルートインで一泊し、苫小牧ルートインで３連泊
というのが当初の計画でした。
実際は中標津では１泊となり、網走の他のホテルで４連泊という形となっています。

さて、簡単に各所の感想を書いてみましょう。

稚内ドーミーイン：喫煙者は低層階にし、喫煙フロアが少ない喫煙者にはあまりやさしくないホテル
という印象。しかし、部屋は広く、使い勝手はいい。最上階の天然温泉は気持ちがよく
無料のコーヒーは美味しい。また、夜、１０時頃の「よなき蕎麦」のサービスはありがたい。
二輪駐車スペースもある。そして何と言ってもライダーが異様に多い。
一度、広島方面からの１５台のＢＭ軍団も同宿となったが、とにかく全国各地のナンバーが宿泊していた。
宿泊は今回で２回目である。次回利用ありである。難点は若い女子職員の愛想の悪さというか頭の悪さである。

網走ルートイン：ここもライダーが多い。完全に屋根の下になる駐輪箇所があり、隣接する東横インとともに
多くのライダーが車両を停めている。大浴場は人工温泉で妙に気持ちがいい。
何と言ってもホテル内食堂で夕食をとった際の「ソースかつ丼」のボリュームがすごいので
今回も食べてしまった。宿泊は３回目。料金も安いのだが、安かろう悪かろうではなく、気に入っている。
フロント付近に置かれている無料のコーヒーについては、ここが一番好きな味である。
ここの職員はいつもまともな教育をされていると思える。
なお、ここでは仲の良いマッサージ師さんがおられるので宿泊時はよくその方にお願いしている。

中標津のホテル：ここは名前を出せない。その理由は辛辣なことを書くからではなく
証明困難な内容まで書くからである。
まず、温泉となっている大浴場。最悪である。地元民が集結しており、旅の者は休みにくい。
そして、全身入れ墨の暴力団のような奴も平気で来ており、旅情は失せる。
部屋からは同フロアの炉端焼きへの出入り客の大声が聞こえてくる時があった。
しかし、個人的にはもっと重大なことを経験し、逃げ出したというのが正しいところ。
その内容は信じる信じないに大きく分かれるが・・・・・深夜ちょうど２時。すごい腹痛を感じて目を覚ます。
あまりに痛く、すぐにトイレに駆け込む。下痢症状の腹痛であると思われた。

トイレに向かう際、施錠した玄関方向に白い人間大の物体が移動する様子を目撃。
後姿であった。足があったかどうかは覚えていない。
あっ？なんだ？と思ったが腹痛が優先し、トイレへ。
全部、出し終えただろうという段階で気になって玄関へ。
間違いなく施錠している。玄関を開けてみても何もいない・・・・・
ここで異様に怖くなる。そして翌朝、他のホテルへ移動した。
大雨であったが、ここは出なくてはならないという気持ちが強く、出発時の安心感は大きなものとなった。
なお、夕食はホテル内の中華を食べた。餃子の王将の倍以上の値段であったが、味はひどかった。
朝食はひろい食堂で３人だった。料理は冷えており、過去最低のホテル朝食になるが、逃げたかったので
味付け海苔とたまごで急いで食べた。
朝、ホテルでの出来事を梅ちゃんに相談。今はよその奥さんなのに、旅行中はよく電話で話をした。
彼女からは、「そんなに嫌な思いをしたのなら、まともなホテルに行くことを勧める。
北天の丘にすべき。あそこなら間違いはない」という意見をもらい、同所へ移動。何と昼少し過ぎに到着してしまった。

北天の丘に到着し、少し走った段階でタイヤが摩耗して走れなくなった。
よって、中標津に残って根室釧路方面を走っていたら確実にバーストしていただろう。
そう考えると何かの力が根室方面に行けないように引っ張ってくれたのかなという気になった。
つまり、退去させる目的で出てきてくれたと思えているのが今である。

さて、北天の丘について書いてみます。
まず、豪華です。喫煙室までとんでもなく豪華。
温泉は広く、休憩所があり、岩盤浴、サウナもあり、温泉三昧の一日も可能。
食事はバイキング形式。自分の胃袋がもう少し大きければと嘆きたくなるくらい美味しい。

バイキング以外にも最初に一品が来る。一泊目はカニ。二泊目からは毎回変えてくれた。
しゃぶしゃぶ、ちゃんこ、てんぷらという形だった。
四泊目は「バイキングに飽きていたら和食を準備します」と言っていただいたが
和食はあまり好きではないのでバイキングにしていただいたが気遣いがうれしい。

なお、部屋に置かれているコーヒーはドリップ式であるが美味しいというレベルを越えていた。
水も美味しく、冷やされたコップで飲む飲料は余計においしく感じられた。
実は内緒だが過去に梅ちゃんや中洲のお姉さんと宿泊した経験があるが女房には
「初めて泊まったが最高だった」と説明した。
素晴らしいのはずぶ濡れで昼過ぎに到着した際にも
気持ちよくチェックインさせてくれ、部屋に連れて行ってくれたことですね。
そこそこの金額ですが、惜しいという気にならないので、必ずまた行くと思います。

苫小牧ルートイン
料理の味は網走に比べるとずいぶん落ちる。接客は事務的だが嫌味はない。
部屋はきれい。今回の旅で一番新しいホテルかなと思えた。
上の方の階だったので、眺めは素晴らしかった。
非喫煙者優遇のドーミーインより喫煙者には優しい。不便さがないので、再利用はありですね。

１９泊もすると色々ありましたが、今思うと楽しい毎日でした。
比較的早めに寝て、早起きし、走りに行くという生活でしたが
疲れた日にホテルで過ごすのも楽しいものでした。

メイン写真は北天の丘のロビーです。