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GWは先手必勝 九州ツーリング -その2-

九州エリア(宮崎県) カテゴリ:自然
2023-05-28 12:13:07 走行日:2023-05-04〜2023-05-04
グー!(3)

5/4

傘をさすか迷うぐらいの弱い雨、しかし雨装備しないわけにはいかない。
阿蘇パノラマラインで草千里へ、さすがに早朝は自分のペースで走れる、先手必勝。
曇りだけど視界はきく、中岳火口からの噴煙も望める。
火口へは火山活動の影響で通行止め、手前で引き返して南阿蘇村方面に下る。
途中の展望所でお会いした埼玉から来たライダー、これから愛媛県に向かうもフェリーが取れず、しまなみ海道で四国入りするとのこと、かなりの走行距離になるだろう。

高森から国道325号線、県境を越えて宮崎県に入る、交通量が少ないワインディングを自分のペースで走れる。
友人の希望で高千穂峡へ、以前クルマで行ったときは、駐車場に入るだけでも大混雑で結局断念した。
時は同じGW、友人には申し訳ないが行ける保証はない、遅くなると後の行程がキツくなってしまう。
中心部を抜けて高千穂峡へ向かう、最寄りの駐車場が満杯で手前の駐車場からバスや徒歩で行くようになってる。
幸いバイクは制限なく通行でき、急勾配を急なヘアピンカーブの連続で谷底へ下る。油断すると反対車線にはみ出してしまう。

観光客で混雑する高千穂峡、でも無事友人の希望を果たし、国道218号線へ、一旦熊本県に入り国道265号線へ。
酷道として知られる265号線も椎葉村までは一部を除き改修が進んだ快走路、椎葉村物産センターで特産の太い蕎麦の昼食。

九州でも1,2を争う酷道チャレンジはまたの機会にして、舗装林道で南郷方面へ抜ける。
この道は「ひむか神話街道」という広域観光ルートの一部になっているが、実情は1.5車線のクネクネ道。
途中全長2キロを超える長いトンネル、突然変異のような2車線の高規格な道路、トンネル出たら再びクネクネ道。
国道338号線に入っても酷道は続き、しばらくしてようやく2車線の快適なルートに変わる。
県道22号、はじめのうちは快走路だが、ダム湖の橋を渡ると酷道状態、カーブミラーもないところが多い。

ダムを過ぎると再び快走2車線、やがて国道219号線に入り西都市を抜けて一ツ葉有料道路へ。
高速道路(ではないと看板出てる)のような片側2車線、中央分離帯にフェニックスが続く南国ムード満点の道。
ETC利用不可で料金所での現金支払いが面倒なのが玉にキズ。
パーキングで休憩、今日初めての海岸線、曇り空、彩のない海。

明後日乗船予定の宮崎カーフェリーを横目に市街地を抜けて日南方面に進む。
堀切峠の道の駅でお会いしたV-strom250に乗るライダー、練馬ナンバーだけど福岡市在住、出身地の日南市に行く途中とのこと。
今日の宿泊地は日南市、夕食には宮崎地鶏を食べたいと思ってたので、おすすめのお店を教えてもらうことに。
わざわざ地元のお友達に電話してくださり、ホテルに近いお店を紹介していただいた。
早速友人が店に電話して席を予約。

しばらく止んでいた雨が降り出し、せっかくのシーサイドルートも冴えない感じ。
市街地にある本日の宿「日南第一ホテル」に到着、エントランス横の屋根のある場所にバイクを停めさせてもらえた。
ちょっと古めかしい感じだが、設備は必要十分、GWでも通常料金で良心的なホテル。
隣に停まっていた埼玉からハーレーで来ているライダーは、帰りのフェリーがまだ取れず、自走で帰ることになるだろうとのこと、ここからまっすぐ帰っても1500kmはある、繁忙期のツーリングはやはり先手必勝である。

さて、お楽しみの夕食。
まずお目当ては「地鶏のもも焼き」、以前宮崎で食べていつか必ず、と思っていた。炭の香りがたまらない。
味噌焼きバージョンは初めて、これもうまい。酒の肴というよりご飯の友。
何を食べても美味しい、活気があって雰囲気もよく、地元の人に愛されてる感じ、いい店を紹介してもらった。
我々は予約していたのですぐに入れたが、後から来た人たちは断わられていた、阿蘇での失敗を糧に日南では先手必勝。
居酒屋「わが家」、またの機会に是非。

走行距離:281km

草千里

早朝だけに駐車場は閑散、日中は入場待ちのクルマで大渋滞するのだろう。
冴えない天気だが、以前訪れたときはセンターラインと前のクルマのテールランプしか見えないほどの濃霧だった。見えただけ良しとしよう。

阿蘇中岳

曇ってはいるけど、噴煙がはっきり見える。中学時代に修学旅行で来たときは火口のすぐそばまで行けた。今回は火口に続く道路は通行止め。
呼吸器系が丈夫ではない身としてはかえって良かったかもしれない。

高千穂峡バイク駐輪場

何かと冷遇されがちなバイクだが、ここでは最大の見所「真名井の滝」に近く大変便利な場所に停められる。しかもクルマだと繁忙期はここまで入れないこともしばしば、バイクの特権。
しかしここに至る道がかなりの急勾配、ヘアピンカーブが続く上、駐輪場の入口の傾斜がきつめなので出入りの際車高の低いバイクは要注意。

椎葉そば

初めて訪れた椎葉村は天気が今ひとつ、唯一の楽しみは地元産そば粉100%の十割蕎麦、太い麺が特徴。
物産センターの食事処で1日20食限定。11:00に開店してすぐに10食程度注文が入っていた、昼前に売り切れる可能性大。地元産の肉厚の椎茸が入った美味い蕎麦。

一ツ葉有料道路

宮崎を象徴する道路のひとつ、南国ムード満点。
市街地に入らず日南方面に抜けるには大変便利。
青い空と海を見られなかったのが残念。バックに見えるのはシーガイアのリゾートホテル。鳴り物入りでオープンして、かつては屋根が開閉できる巨大プールなんかもあったけど今はどうなんだろ?

日南海岸

鬼の洗濯岩と呼ばれる特徴ある海岸線。日本屈指のシーサイドルートを堪能したかったが、あいにくの天気。雨の中移動に徹することに。

地鶏のもも焼き

宮崎を再訪するなら是非!と思ってたメニュー。
お店を紹介してくださった方も「宮崎では地鶏は食べてほしい」と言っておられたが、その意味がわかる美味しさだった。
このお店は他の料理も素晴らしく、日南市に泊まって良かった。


スポット詳細情報

  • 高千穂峡
  • 住所:高千穂峡高千穂峡
  • 駐車:あり

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