近畿エリア（大阪府） カテゴリ：自然
2015-05-30 21:53:14 走行日：2015-05-30〜2015-05-30
グー！（12）
田植えの季節ですね。
いままでモコモコだった田圃が、ある日を境に鏡を敷き詰めたような綺麗な平面になり
青空を映しこむ季節になりました。そう。バイクのメッキパーツが青空や緑を映しこむように。
つまりバイクも田圃も一緒ってことです(極論)。
と、いうわけで、行ってきました。千早赤阪村。大阪、いや、日本までをも代表する農山村でした。
日の出とともに出発。
着くころには西を向けばバイクがまばゆい太陽を、
東を向けばバイクがまっさおな青空を映しこんでくれる時間帯です。
うん。解りにくい。
早朝往復4時間の小旅行。でも1Yaehいただきましたｗ
いざ棚田へ
府道705から消防署千早赤阪分署の裏手を回る道へ入るなり
美しい里山の雰囲気が！棚田はもうちょい先なのに。
ちなみにこの道、景色もいいのですが、
4輪車との離合不可能の早い者勝ち一方通行で、ある意味農村を実感できる素敵な道でした。
旅人を受け入れる準備
あら？見晴らしのいいところに展望台的駐輪場的広場？
おまけにトイレが整備されています。
やっぱ来る人多いのね。
いよいよ田植え
水を張りホヤホヤ。いいんです。ホヤホヤで。
田植えも大安の日狙いです。
明日5/31、次6/6の大安を過ぎると
棚田は全面こんな感じになっていることでしょう。
そっから1〜2週間もすれば伸びた稲で水面も消えていきますね。
複雑な水利
分けると見せかけて、また戻す。
こんなこと普通じゃできません。
しかもジャンクションよろしく徐々にY字が広がっていく微妙な曲がり。
水張り なう
どこかで見たようなY字。
水も滞りなく流れます。
おみやげ買うところ
農産物直売所。とてもいいところでした。
置いてる品物も店番のおじさんたちも。
押し寄せるお客さんに合わせて開店時間がどんどん早くなって午前3時になったことがあるらしい。でも午前3時はあんまりだとかで、現在は午前4時開店。で平然とやってる雰囲気。
最近、コンビニのようにコーヒー始めたらしい。
おじさんはこう言いました。
「この先にあるラ、フォレスタのコーヒーうまいで、行って見。写真撮るなら眺めもええし。」
移住先、石垣島とか行く必要ないです。
農産物直売所のイチゴ
あま○う始め、有名ブランドひしめくイチゴ業界。最近食傷気味ですよね。その中に会って珠玉の逸品がこれ。
名付けて「紅ほっぺ」。
何よりも香りが立つ。「あ。これがイチゴの香りだよな。」イチゴのお手本のような香りを思い出させてくれる感じ。その香りで本来の風味と甘味が強調される。そして赤色がとても深い。
このイチゴを買うためだけに行ってもいいくらい。
小粒がお勧め。
La foresta
で、やってきましたラ・フォレスタ。9時前のこと。
「あ〜。こんな時間、開いてるわけないよな。」
メットかぶったまま肩を落としていると、通りがかりの品格のある御婦人が、「開けましょうか？農産物直売所に買い物に行こうと思ってたんだけど。」「!?」お店の人？「いまクラフト展もやってるし見て行ってください。」
僕だけのために？開けてくれました。
「あの〜、コーヒーもお願いできちゃったりします？」
「もちろん」
誰にも煽られない時間もどうぞ
小洒落た名前も地元の森林組合の運営だとか。
地元林業振興のため、木製の家具、クラフト常設展示販売しています。機能性を造形美で表現できるとても良い作家さんを抱えておられるようでした。
建物も最新の木造技術をうまく魅せながら、とても落ち着いた雰囲気でした。
あと、メットを持って入りましょう。お店を発ってしばらくしても爽やかな森の香りがメットに残ります。
「あのダンプの排気やけにいい香りがするぜ」違う。お店の香りです。
スポット詳細情報
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