東北エリア(山形県) カテゴリ:自然
2017-09-02 03:00:40 走行日:2017-08-25〜2017-08-25
グー!(15)
今年の関西はやたら暑い。
暑いと恋しくなるのは、ワタクシの場合、高い所と自然の湧水。↓↓↓
https://www.bikebros.co.jp/community/DRY_view.php?id=114358&uid=KFASyd3u
8月25日・・たまたま休み。土日を入れて3連休か・・・・よしどこか涼しい所に水を汲みに行こう。
と思い立ち、やってきたのが山形県にある月山(がっさん)。
メインの写真は、月山湧水群の水を集めてブナ林を流れる石跳川(いしっぱねがわ)。
山形県立自然博物園にバイクを止めてから、の〜んびり歩いて5分くらいでこの涼やかな空間が広がります。
この日この朝、この辺りは豪雨に見舞われたのにもかかわらず、清流のままなのにはびっくり。
この川の成分、ほぼ湧水100%かと思われました。美味しかったし(沢の水とはいえ飲水は要注意w)。
ちなみにこの日の最上川(山形市内)は荒れ狂う濁流でした。
石跳川の水量を湛えるほどの湧水群・・・自然の恵みを実感したしだいです。
奥大山もそうですが、ブナ林は何か、美味しい水に関係があるのでしょうね。
この日の相棒
忙しい合間を縫って、m○t○2さんが、わざわざ駆けつけてくれ、月山往復をお付き合いしていただきました。
幸運はそれだけに留まらず、
仙台市内で借りたレンタルバイクが、SCR950でした(写真)。
見るからに新品の車体で、
ETC付いているは、ウインドシールドついているは、左右のサイドバッグに、USB電源まで完備。
終始、快適なツーリングができたのでありました。
仙台市の八幡5丁目にある「ティーズ」さんというバイクやさんでしたが、
スタッフの人数も多かったし、接客も丁寧だし、レンタルバイクの種類も豊富だし、至れり尽くせりなとっても良いお店でした。これも幸運。
写真では、m○t○2さんにまで、世話を焼いてくれてますねw
お客さんはしいのいいのの筈なんですかw
走り出しから、この爽快感
未明の豪雨のおかげが、空気が澄み渡っていました。
こーゆー時のクルーザーは、もう最高です。
前を行くストライカーの低いリアのシルエット、極太超扁平タイヤと、山形自動車道の広い空、遠くの稜線とが織りなす全天球にわたる絶景を眺めながら、
テンションは上がる一方でした。
寒河江SAで一休み
ワタクシめ、自家用でVanVan200とXVS950Aに乗っております。SCR950とXVS950Aはエンジンの諸元が一緒なのでたぶん同じエンジンを積んでおります。
SCR950を一言でいうなら、
VanVan200 × XVS950A = SCR950
アメリカンなスクランブラ―・・・僕的には理想の一台なのであります。山登り付きの長征に最適の一台かと。
乗り味は、Bolt C-Spec同様、回して走るセッティングですが、
印象的なのは、アクセルを開き始めた瞬間の一発めからのパンチの効いた押し出しの強さ。さすが2気筒。
あと、吸排気系の見た目がBoltに酷似していますが、
SCR950で最も造り込まれたのは、この吸排気音では?
と思うほどの仕上がりで、回転数・速度に応じて、時々刻々変わる音の表情の豊かさには、かなり魅かれるものを感じました。かっこいいです。
月山の湧水、これが目的の水場です。
川底の砂からボコボコ沸きだすかのような湧水を探して、
m○t○2さんが水場を覗き込みます。
ここはそういうタイプではなく、太いパイプから大量の水がゆっくり出てくる感じの静かな湧水でした。それでも毎分100L以上の印象。
コーヒーは煮出します
原始的なコーヒーは、豆に水を注いで、そのまま煮出していたとか。
今も、アフリカやトルコの一部では飲まれているようです。
美味しくいれるコツは、微粉末になるまで豆を挽ききること。
煮出した豆が注ぎ出ないように、濾しながら注げる形状の専用の器具(ibrico)を使うこと。
なによりも、ペーパフィルターを使わないので、撤収が楽ちんですw
前置きが長くなりましたが、このツーリングの目的はこれ、すなわち、
月山の湧水で、挽きたてのコーヒーをいれて飲む!
でしたw
そのために、ハンドミルにコーヒー豆を詰めて、ストーブとガスとマグカップを京都から持って来て、仙台でレンタルバイクを調達し、忙しいm○t○兄をマグカップ付きで拉致して、山形自動車道をクルージングして来た訳で・・・
救われたのは、とてもコーヒーが美味しかったこと。
もう3杯ぐらいおかわりしたかったです。
煮出しコーヒー、京都の水では結構、不味かったのに(゚ry゚)
月山の炭酸水が効いたのか、なんなのか。
月山の炭酸水・・・二酸化炭素が溶け込んでいる(pH6前後)らしいです。
そのまま飲んでも、これがまた程よく冷たくて美味しいのなんの。
1リットルぐらい飲んで帰りましたが、お腹の調子もいいのなんの。
惜しむらくは、空のペットボトルを持って行っていなかったこと。
しかたない。また行くか。
山形県立自然博物園
今回行った月山の湧水の取水場は、ここにバイクを止めて、
標高差70mを登ります。
この日の所要時間、行きは道草を食いながら30分弱、帰りは15分。
足場は独特の石跳(いしっぱね)と木道がよく整備されています。
ただし、公園内だからなのか、道が入り組み、地図はソコソコいい加減。
園のおじさんに聞いたり、道しるべもみつつ、
総合的判断(勘)がたよりかw
ちなみに博物園の営業は、5/1〜10/31までの月曜休み。
入園料は無料。ありがたやありがたや。
スポット詳細情報