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太平洋フェリーから見た日の出

ほゞほゞ完徹状態で仙台港まで走り抜いた為、乗船後ひとっ風呂浴びて、ビール１缶を飲み干したところで、突然背後から水泳者（スイマー）襲われ落ちました。目が覚めたら既に財布は・・・いえ、翌日になっていました。ちょうど日の出の時刻だったので後部甲板からパチリ。伊豆か静岡の沖あたりです。

名古屋港入港

思わぬところで、このツーリング初の大きな橋が、伊勢湾岸自動車道の橋です。瀬戸内の橋ばかり調べていたので、ここはノーマークでした。ぶつかりそうでドキドキします。

名古屋港入港

ググッとサイケ調、いやググッと近づいて真下迄来ると橋桁とは結構間隔が有りました。でも「お〜！」ってなります。

名古屋港フェリーターミナル

名古屋港到着。「どりゃ、行ぐべ」と走り出して直ぐ最初の認識のズレが、R２５の旧道を使って大阪入りを計画しているのでまず四日市を目指します。事前調査ではR２３はトラックが多く原２では危険との事。ではR１をつかいましょ。１号ですよ、１号。日本にはこれより前の国道は無い。大丈夫と思ったら大間違い。片側１車線で道幅は狭いし、信号も多い。おまけにショッピングモールの入場渋滞まで、四日市を過ぎると流れは良くなったが、予定よりかなり押し気味の１３：０６ｐｍ道の駅関宿到着。

国道２５号旧道

道の駅関宿出て少し先を左折。R２５旧道へ、最初はきれいな川沿いの道。前を奈良ナンバーのシビックが走る。「地元ナンバーなんだから大丈夫でしょ。」と後を付いて走っていると目の前にフェンスが。名阪国道のフェンスです。前の車はサッサとUターン。「地元じゃねーのかよ」と思ったらここはまだ三重でした。三叉路まで戻って右側の道へ。酷道が牙を剥き始めました。酷道だとは聞いていましたが、「旧街道とバイパス位の違いだべ。」とたかをくくっていた自分が浅はかでした、林道と高速道路の違いですね。恐るべき廃れっぷり。

国道２５号旧道

伊賀市内で方向を見失い３０分のロス。天理ダムの横を駆け下り天理市街へ。R24から再びR25へ。法隆寺近くの交差点で隣に止まったパチンコ帰りのヴェクスター氏に暗峠への道順を聞くも、危険（急斜面）なうえ遠回りなので大阪南港へはこのままR２５で行った方が良いとの事。時間も押しているので、ここは地元の方の意見を素直に聞きます。しかしR２５はあっち曲がり、こっち曲がり、合流分岐を繰り返すので、どっちに向いて走っているのか、いまいちピンと来ないです。

大阪南港フェリーターミナル

R２５で大阪市内へ、でも何か行き過ぎた気がする。ローソンから出ようとしているズーマー氏に南港までの道順を聞いてみると。「この先にクマタちゅ〜、ものゴツイ交差点があるさかいに・・云々。」「有難う御座います。」「熊田か、熊田・熊田」そこから約３００ｍ先の赤信号で止まってふと歩道橋を見上げると、杭全と書いてある。くいぜん？はて、何と読むのか？あ！ローマ字が「Kumata」へ〜クマタかぁ〜。・・・えぇ！熊田いやクマタぁ！ここかいぃ〜！」フライング気味にスタートし半ば強引に左折、今里筋に入る。その後右折し長居公園通りへ、信号で止まったシグナス氏に南港への道順を再確認。１７：４５ｐｍ南港到着。走行距離２０５Km

オレンジフェリー

２２：００ｐｍの出港なのに早すぎた。知らない土地なので距離感や所要時間が掴めない。まぁ遅れるより良いか。
仕方が無いので待合室で時間を潰す。ミンクのコートに豹柄のスパッツ。エアジョーダン風バッシュの姐さん。丈夫なコスプレ風のお姉さん。黒縁眼鏡のトニー谷風のおっちゃん等々。大阪の風を堪能しました。で、オレンジフェリーさん気を使ってくれたのか少し早めに乗船。「はい、ここに止めて。」ガコン、ガコン。輪止めが２コのみ。「これで大丈夫ですか？」「ん、大丈夫、大丈夫。」北海道航路に慣れている身としてはタイダウン無しはちと不安。瀬戸内海って穏やかな海なんですね〜

オレンジフェリー

今夜のねぐらです。B寝台。風呂入って、生ビール。またまた水泳者に襲われました。「ギブ！ギブ！ギブアップ」
今日は距離が稼げ無かったな〜

• とびしま海道