ドゥカティ Monster 696|モンスター696 レビュー一覧

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

ネイキッド&ストリート
車種ランキング: 861
ユーザー評価: 4.2(レビュー平均)

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

エントリーモデルではあるが…

投稿者:しろう さん
2014年04月25日

評価:5.0
年式:2014年
燃費:一般道:20.0km/L 高速道:20.0km/L

満足している点


○デザイン
変態チックなデザインが好き!

○味のあるエンジン
空冷SOHC特有のガサツさが好き!
どの回転数でも気持ちが良い!

○足着き
770mmのシートは、細身な車体と相まって足着きが良い!

○軽量な車体
装備重量190kg未満!
ヒラヒラ感が好き!

○排気音
重低音の効いたサウンドが好き!

○ABS、シートカウル、ビキニカウル標準装備
2014年から上記の装備が標準装備に!
※以前販売されていた696+ ABSと同一内容


モンスター大好き!!!

不満な点


×ミラーがみづらい
大きく横に張り出している割に、視界は悪い
社外品に変えるとスタイルが…

×アツい
太ももの内側から熱気が!

×幅広のハンドル
広い!遠い!一文字!
峠をスポーティに走る分には丁度いいが、巡航はやや辛い

×キ○タマクラッシャーシート
前傾のシートに絶壁タンク
ギャップを拾うとマイサンに大ダメージ!

×ギア抜け
4〜6速くらいが入りづらい!

これから購入する人へのアドバイス


□購入を検討されている方は、試乗されることを強くお勧めします。
エントリーモデルとは言いますが、これは\"DUCATIの\"エントリーモデルであり、「誰でも乗りやすいバイク」ではありません。



以前1100Sに乗っており、あまりに日本の交通事情とはかけ離れた性能から、半年ほどで手放してしまいました。
そのとき試乗したのが696で、1100と比べて非常にマイルドで、かつDUCATIらしさも残っており一目惚れしてしまいました。

ロングツーリングこそ向きませんが、峠やサーキット、通勤、ショートツーリングなど何でも楽しめる一台です。
排気量至上主義を捨て、自分にあったバイクを探してみませんか?


696は、背伸びしなくて良い、等身大のモンスターです。

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

欲しいとも思ってなかったバイク

投稿者:オータニ さん
2012年12月05日

評価:4.0
年式:2010年
燃費:一般道:20.0km/L 高速道:24.0km/L

満足している点


R1を日常の足に使っていて少し不便を感じ、街乗り(通勤)用にMonster696を増車しましした。StreetTripleとどっちにするか迷ったのですが、気づいたらMonster696を買っていました。比較するとStreetTripleの方が速いし、乗り易いし、快適です。バランスの取れた良いバイクで、冷静な比較ではそれを選ぶべきと思います。対するMonster696は少し難しい面もあり、たぶんStreetTripleに勝るのは、唯一「楽しい」という点だけです。でも、その一点において選ぶ価値のあるバイクなんだと感じます。

何が楽しいのか?言語化すると陳腐なのですが、一言でいえば「刺激的」です。まずエンジンが気持ちいいです。2500回転以下は使い物にならない難しさがあるエンジンは、そのギリギリの低回転から加速するする時の鼓動感が気持ち良いです。70km/hくらいで流しているときの、エンジンが軽快に鼓動する感じもまた快感です。3500回転くらいでグッと盛り上がり、5000回転くらいからさらにグッと盛り上がるトルク感も良いです。シチュエーションによって表情を変えるエンジンとの対話が楽しいです。

696のハンドリングはヒラヒラと軽快です。そんなに飛ばさなくても気持ち良いのが嬉しいです。コーナリングは一種独特で、倒しこんだ直後からリアステアで曲がる感じです。前輪でグリっと回りこもうとすると難しさがあり「後輪に荷重しろ」とバイクが言ってきます。そしてそれが決まったときに何とも言えない快感が味わえます。街乗り用と思って買ったら実はコーナリングバイクだったという顛末ですが、楽しいのでこれで良しという感じです。雑誌の写真で「なんて不恰好な」と感じたスタイリングも、何故か今はカッコいいと思うようになってしまいました。

不満な点


私の不満に感じた点は、まずフロントブレーキが意外なほど甘かったことです。初期の食いつきが曖昧で、握ってから効くまでに時間がかかります。100km/hくらいからSSと同じイメージでブレーキングすると3〜5mくらい空走する感じで、怖いです。すぐにパッドをZCOOのTypeCに交換して、効くようになりました。つまりパッドがダメなのであって、キャリパーは十分な性能があります。ノーマルパッドも強く握り込めば効くので、じわっと効く方が好きな人はノーマルのパッドのままで良いのかもしれません。

それから、4気筒にばかり乗っていた私にとっては、エンブレが強烈すぎました。しかもディーゼルエンジンの排気ブレーキのような感触でフィーリングが良くないです。街乗りでエンブレを嫌って、シフトダウンを遅らせて回転を落とすと、再加速でギクシャクしてスムーズに乗るのが難しいです。コーナー手前のシフトダウンも少し怖い感じです。これは定番の内圧コントロールバルブをつけたらかなり緩和されました。ただ、この内圧コントロールバルブは乗り易くなった分だけ素の魅力が少し薄れた気もしたので全く不思議なもんです。

あとは、ピレリのAngelというタイヤが装着されていて、世間ではわりと評判の良いタイヤなのですが、馴染めませんでした。2010年式の中古車なので、賞味期限切れだったかもしれません。わりとすぐにミシュランPilot Road 3に交換しました。2010年式まではシートの前傾が強いというのもよく言われている通りで、796用のシートに替えましたが、この796用のシートの新品はステッチ部分の出っ張りが尻に食い込んで馴染むまで痛いです。替えるなら1100用のか2011以降の696用という選択肢もあります。

(2014年追記:ブレーキパッドZCOOのTypeCは、ローターアタックが凄まじく、5000kmでレコード盤のようになってしまいました。セミフローティングディスクの難点と相乗してハードブレーキングでフローティング部に起因するジャダーが発生し、やむなくローター交換となりました。現在はProjectμのパッドを使用しています)

これから購入する人へのアドバイス


Monsterは雑誌で見ても魅力を感じなくて、眼中にありませんでした。しかしミドルクラスの軽量スポーツネイキッドは意外に選択肢が少なく、まず国産車には該当がありません。輸入車で中古で簡単に入手できそうなのと言うと、StreetTripleとMonster696の2車種が最右翼です。両車を比べるとStreetTripleの方が良いバイクで、買う気満々で試乗してみたら「すごく良くできたバイクだなぁ」と感心しつつも何故かあまり欲しくない気持ちになってしまいました。冷静な評価者になってしまっている自分がいたのです。

そのあと「一応見ておくか」くらいの気持ちで、大して興味のなかったMonster696を見に行きました。そして、たまたまその場にあった2010年式の中古車に衝動的にサインしてしまったのです。しかも、ちょっと跨ってみただけで、Monster696には試乗したこともないのにです。これがイタ車の魅力の怖さかと思いました。冷静さを欠いた衝動買いを納車までの間に後悔し始めていたのですが、納車されて初めて乗ったら「こんなバイクがあったのか」という衝撃。それから箱根に走りに行ったら更に衝撃的な楽しさ。こいつにして良かったとか何とかよりも、とにかく毎日でも乗りたくて仕方ありません。

そう、変に魅力的なバイクなのです。バイクに乗り方を強制される面があって、それが不快でないのも不思議なところ。何とか乗りこなしてやろうという気になるのかもしれません。この少しマゾイスティックな快感は、乗ってみないとわからないかもしれません。エンジン、ブレーキ、シート、そのほかにもハンドルとか、ミラーとか、いろいろと不満もあって弄りたくもなります。その意味でも完璧とは程遠い印象です。なので、初めて乗るバイクとしてはあまり奨めらたもんじゃありませんが、良くできた国産車にいろいろ乗り継いできた人には、選ぶ価値のあるバイクです。

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

愛が無ければ乗れません。

投稿者:hamnett さん
2010年04月05日

評価:5.0
年式:不明
燃費:一般道:18.0km/L 高速道:22.0km/L

満足している点


【ブレーキ】
軽量な車体に強力なブレーキで制動性能がピカイチ。

【高速安定性】
超高速巡航でも恐怖心を全く感じる事が出来ません。
ライダーの耐風圧性能により高速道路における速度上限が決まる。

【コーナリング】
一般的にドゥカティは癖があって乗りにくいと聞いていたが696に関しては全く心配に及ばず。リアサスしか調整出来ませんが、イニシャル調整だけで特性が大きく変化。締め込めば切れ味鋭く良く曲がり、緩めると怖いくらい曲がらなくなる。オーバー・アンダーステアの感覚で変化を体感出来る。

不満な点


【オイル漏れ】
新車で走行数kmでオイルにじみ発生。
高速道路走行時はポタポタとオイルが滴る程度。
何度修理しても治らず、完治は不可能と思われ。

【バッテリー】
街乗り程度では充電されないのか?
バッテリーが上がりやすい。
日本の道路事情に合った設定では無さそう。

【クラッチ】
クラッチの切れが悪く、始動直後に1速に入れると必ずエンストする。
アイドリングしてから1速に入れた時も衝撃が大きい。
これは確実にエンジンを傷めている。

これから購入する人へのアドバイス


愛が無ければ乗れません。

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

ヘタクソにわかレビュー

投稿者:メカノイズ怒火帝 さん
2010年02月20日

評価:3.0
年式:不明
燃費:一般道:25.0km/L 高速道:22.0km/L

満足している点


○ 軽さ
「ちょっとそこまで」という気軽さがバイク本来の魅力であったはず。速いだけでデカくて重すぎる大型バイクに辟易している人に向く。

○ 機動力
超軽量の車体に高出力のツインを搭載。抜きん出たパワーウェイトレシオにより、回さなくとも交通の流れをリードする走りを実現できる。もちろん回せば別次元。必要なときに必要なだけの馬力を取り出せて、重さに引きずられて止まらない、ということもない。メリハリの利いた走りを堪能できる。

○ エンジンフィール
やはり国産4発とは違う、ドカのツイン。燃料の爆発、蹴飛ばされるピストンの躍動。内燃機関のメカニズムをダイレクトに感じながらの走りは、流しているだけで心地よい。高回転域においてはモンスター本来の獰猛さを堪能できる。ハンドルから手が引き剥がされるほどの加速は、やはり大型。飛ばせば飛ばすほどサウンドの迫力は激しさを増す。官能的なV型(L型)ノイズは、調律された直4では味わえない。

○ 足つき
日本人でも両足がカカトまで付く。立ちゴケとは無縁。

○ 湿式スリッパークラッチ
一般的にドカのバイクは繊細で神経質な乾式で、半クラでズルズル走っているとすぐに機嫌を悪くする。でも696は、その点ではドカを意識することなく普通に乗れる。エントリーモデルならではの扱いやすさ。初心者の不用意なシフトダウンもスリッパー機構が許容してくれる。ドカなのにフレンドリー。

不満な点


● キ×タマクラッシャー
極端に前傾したシートと、絶壁のような燃料タンクが男性ライダーを苦しめる。シートとタンクの谷間に腰がハマってしまい、前後に動くことは困難。必然的にシートの前に座ることを強制される。696のシートが快適になるのは上り坂を走っているときだけ。下り坂は拷問。そこで、低速域でのツイン特有のガタつきで揺さぶられると、もうたまらない。

● 遠すぎて広すぎるハンドル
前傾して、肩肘を張って乗ることを強制される。「モンスターらしさ」として取り上げられるこのポジションは、お世辞にも快適とはいえない。ある意味スーパースポーツより疲れるのではないか。ネイキッドバイク本来の気軽さを求めるには酷な車種。楽に乗りたいライダーにはアップハンドルが必需品となる。ただし替えたところで、それほど楽にはならない。
設計上、純正以外のポジションのハンドルに替えてしまうとハンドルがタンクに干渉して切れ角が悪化する。そのため大幅なポジションの変更は難しい。

● ミラーパンチ
左右に張り出したミラーは、場合によってはクルマ乗りからヒンシュクを買うかもしれない。無理なすり抜けは喧嘩のもと。

● 見た目
先進的なデザインは好みが分かれるはず。自分は好きではない。ヘッドライトのガワは現状(2010年2月)では原則カスタム不可。取り替えるとなると溶接などの大手術が必要になる。

これから購入する人へのアドバイス


ドゥカティのエントリーモデルとして、乗りやすさが強調される696。今までのドカよりは乗りやすいとしても、紛れもなくこのバイクはドカのモンスター。他の「ネイキッド」や「エントリーモデル」と混同すると、こんなはずじゃ・・・と戸惑うことになる。自分はナメて乗っていたせいで納車1週間でコケるハメになった。
このバイクを楽しく乗りこなすには、それなりのテンションが要求される。体力が落ちている時などは、運転するのがしんどくてたまらない。そのぶん、アグレッシブに走ってやろうと身構えてやると、バイクもそのテンションに応えてくれる。
初心者も上級者も、「こいつはドカだ」という緊張感と、何よりも積極性をもって選んで欲しい。

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

楽しいの一言

投稿者:元ZZR1100D1 さん
2010年01月05日

評価:5.0
年式:不明
燃費:一般道:25.0km/L 高速道:22.0km/L

満足している点


足つきの良さ、車体の軽さが絶大な安心感をもたらし、街乗りから狭いワインディングまでとにかく楽しく走れます。私のようなリターンライダー(8年ぶり)やバイクは好きだけどライディングはちょっと怖いなんて方におすすめです。ストイックに走りを求めている方にはもちろんお勧めしません。
DUCATIの中で比べると確かに装備品のグレードはエントリークラスですが、日本メーカのバイクと比べると目から鱗の楽しく走るための製品コンセプトを感じます。エントリークラスとはいえブレンボブレーキやメッシュホース、倒立サス、モノショックは当たり前。国産ネイキッドと比べたら100Kgは軽い車体。上位機種1100と同様のフルデジタルメーター。ノーマルでもドコドコ迫力のマフラー。楽しく走るエッセンスが凝縮されています。前衛的なデザインがなじめない方は辛いと思いますが、その走りは古典的な国産ネイキットでは残念ながら決して味わえないものです。二本サスのネイキッドのように跳ねることも少ないです。だからこそDUCATIモンスターがあこがれであり売れるバイクなのだなと理解できます。なんといってもマニュアルに慣らし運転は起伏のあるワインディングで頑張れと書いてあるのは何を基準にして作ったバイクか示しています。
そしてなんといってもコストパフォーマンスが良いです。国産の大排気量ネイキッドより安い価格でこの楽しさはとにかくお買い得です。限定解除したんだから重いバイクを…という気持ちも分かりますが、楽しく乗るのがバイクだなぁと気づかされます。

不満な点


2009年式に限った話か個体の問題なのかエンジンの左側からオイルがにじみます。24ヶ月保障があるので安心してとディーラーさんには言われていますが。国産車にはこういうことはあまりないと思います。(かのKAWASAKIでさえオイル漏れなぞなかった)空冷とはいえ温度差によるクリアランス変化を考慮してもこれはいただけません(ただし、停車中に漏れるものではなく、高回転走行時にエンジン上方からにじんでいるようです)。
あとはバッテリーや発電系の設計がぎりぎりのようです。ハイビームで長時間走行するとバッテリーの元気がなくなります。
ツーリングするには積載に工夫が必要です。吸盤式のタンクバックとシートバックは必須です。マグネット式は使えません。軽量化のための樹脂タンクかつ樹脂のタンクカバー。まあこれだけでも鉄タンクを使っているバイクと気合が違うと満足感が上がります。

これから購入する人へのアドバイス


DT125→VT250FE→ZZR1100D1→M696の車暦です。
偏見を持っている方はとにかく機会を見つけて試乗してみて下さい。696は湿式クラッチで素人向けに思われるかもしれませんが、購入時にスリッパー機能が包含されており後から追加費用不要、そして住宅地でもカラカラとうるさくない等実用面で侮れない付加価値があります。上級機種ではSTMのスリッパークラッチを別購入したり、クラッチを軽くしたり、初期段階で手を入れるだけでも十数万〜。年中乗れる時間が取れる方ならともかく、家族サービス、仕事の合間に、故障無く確実に乗るにはとっても良いバイクです。事実昨年のオンシーズンで合間合間に3,000km乗りました。楽しすぎます。
ただし不満に書いたとおりバッテリーとジェネレータはぎりぎりの容量のようです。トリクルバッテリー充電器(BMW純正が安くておすすめ)と充電用HELLAソケットを納車時につけてもらって下さい。気温10度以下になると新車でも始動できなくなりました。

ドゥカティ Monster 696|モンスター696

あくまでも試乗でのインプレです。

投稿者:みん さん
2008年08月03日

評価:3.0
年式:不明
燃費:一般道:--km/L 高速道:--km/L

満足している点


・両足べったり(股下80 )のシート高
・非常に軽量でヒラヒラ感が良い
・軽快な吹け上がりで排気音もなかなか迫力がある
・100キロ+αまでの加速も公道では必要にして十分

不満な点


・跨った際のハンドル周り、+のビキニカウル等が安っぽく感じました。
・100万を切るリーズナブルな価格の影響がちらほら見えます。
・特に心地良いと言う振動ではありません。
・今回の試乗車は少走行車の為まだアタリがついていないのか、1速→Nのシフトが異常に硬く、信号待ちの際は結構大変でした。
・100キロ超からのフルブレーキですが、効きがちょと甘いような気がします。SSがガツンと効いて全域でコントローラブル(グググーッって感じ)なのに対して、696のイメージは「ヌーッ」って効く感じですね。

これから購入する人へのアドバイス


あくまで試乗のインプレなので、
狙っている人は試乗して実際に体感してみてください。

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