スズキ KATANA(GSX-S1000S)|カタナ レビュー一覧

スズキ KATANA(GSX-S1000S)|カタナ

ネイキッド&ストリート
車種ランキング: 100
ユーザー評価: 5.0(レビュー平均)

スズキ KATANA(GSX-S1000S)|カタナ

S1000とは全くの別物の走り

投稿者:ワラビモチー さん
2019年06月16日

評価:5.0
年式:2019年
燃費:一般道:18.0km/L 高速道:22.0km/L

満足している点


KATANAの前はS1000に乗っていたのでそれとの比較です

・着座位置が前に移動した
このバイクのキモの部分。
これによってバイクのマスにライダーが近くなりS1000よりも倒し込みが軽く
ダイレクトにバイクを操れるようになった。
フロントタイヤの接地感をゴリゴリと味わいながらコーナリングできる。
個人的に走りの楽しさはS1000よりも上。

・シート高が高くなった
S1000のシート高810というのは他社のスポーツモデルに比べて低い部類に入るがKATANAでは825にアップし倒し込みが軽くなった。
重心が低めの車体に高くなったシートは相性抜群に思える。

・スロットルコーン変更によるドン付きの低減
S1000はドンツキの激しさが如実なバイクだったがKATANAで新たなスロットルコーンの採用によって大幅に低減されている。
1,2速でのドンツキは完全に消えてはいないが、どのギアでもドカドカしていたS1000に比べたら雲泥の差。

・ブレーキの改善
S1000ユーザーの間で言われているブレーキタッチ等のネガがほぼ解消されている。
ガッツンブレーキでもスポンジ―でも無く非常にコントローラブルなブレーキに仕上がっている。

・クラッチのミート位置の改善
S1000のクラッチミート位置は非常に手前に設定されておりラフに扱うと回転数とマッチせずに
すぐにエンストしてしまう。かと言って調整してミート位置を奥にずらすと恐ろしく硬いクラッチになってしまう
というジレンマを抱えていた。
KATANAではクラッチの硬さはそのままにクラッチミート位置を奥に設定されており
エンストのしやすさが改善されていた。

・軽い
S1000から5Lタンク容量が削られていることもあってカウル車にもかかわらず軽い。
マッドガードが3圓△襪里任海譴鬟侫Д鵐澄璽譽垢吠僂┐襪世韻212
さらにフルエキに変えればS1000よりも軽くなる可能性もあり、軽量化がはかどる。


・デザイン
好き。いじりがいもある

不満な点


・タンク容量
もう少しあるに越したことはないので!

・各所のはったり
キーヘッドデザインを変える等、そういったはったりにも少し力を入れて欲しかった。
あと2.3個はったりが効いていれば150万出すのも惜しくないバイクだと思う。
ハンドルポストのKATANAプレートと各所の装飾ボルトはグッド。

・S1000やS1000Fと同じストファイカテゴリーではなくKATANA独自のカテゴリーを開拓して欲しかった。
走りにおいてS1000よりも進化しているので尚更そう感じる。

これから購入する人へのアドバイス


500卍乗ってKATANAに抱いた感想は走りにおいてS1000とは別物ということ。
エンジン性能、フレーム剛性は変わりないが着座位置の変更によってここまで乗り味が
変わるとは予想していなかった。
開発者さんが「フロントで積極的に曲がるのが楽しい」と表現したとおりに仕上がっている。

・意外と収納スペースがある
KATANAのリアカウルはエイのヒレの様に横に広くその部分にスペースがある。
書類、タオル、ETC、簡易工具程度なら積載可能。

・カウルの脱着が容易
顎下のピンで止められている樹脂パーツとKATANAの文字が張られたサイドの樹脂パーツをはずせば
後は六角レンチ一本であれよあれよと外装が外れていく。

・排気音吸気音
これはS1000譲り。K5のエンジン音は最高

・意外と燃費イイ
5.6速を多用すればツーリングでは燃費が伸びる

ログイン

会員登録する
あなたのバイク今いくら?

バイク買取無料一括査定

メーカー:
郵便番号:
郵便番号を検索