ウチのお袋の“すべらない話”
2012年06月22日 17:39 グー!(18)|コメント(20)
同志ideaに触発されてしまったので、方言ネタでちょいと小話にお付き合い下さいませ。
10年前、初めてカミさんと娘を実家へ連れてった時のお話。
名古屋からウチの田舎まで約850繊E時乗っていたホンダ・レジェンドで車中一泊しながら16時間要して実家へ到着。
お袋は待ちきれなかったかのように、すでに玄関先まで出て出迎えてくれていた。
自分が新しい家族を紹介しようとしたところ、それよりも先にお袋の方から口を開いた。
『おめがだおめがだ。とぉぎどっからわんじゃによぐ来たでばな。こえっけべ?まんつえさあがってねまってたもれ。』
っときたもんだ。(汗)
通訳
『お前さんら。遠いところからわざわざ来てくれたね。とても大変だったでしょう?とりあえず家の上がってゆっくりくつろいで下さいな。』
カミさんも娘も何の事か理解できず、口をポカンと開けている。
【こりゃ、コミュニケーションすら取るのも困難だな・・・。】
と、判断した私はお袋に、
『お袋。秋田の方言を知らない人からすれば、早口過ぎて何を言っているのか解らないんだから、もうちょっと言葉使いに対して配慮をしてくれないかな。』
っと、お願いをした。
それを納得したお袋は、
『あぃぃぃぃん、すかだねぇ。んだべ。んだびょんな。』
通訳
『あらあら、御免なさい。そうだよね。これはこれは失礼しました。』
と言って反省し、ワンテンポ置いて考えてからこう言い直した。
『お〜めぇ〜がぁ〜だぁ〜・・・。』
『そういう意味ではない!!』
その後の二人は、苦笑いの日々を送った事はいうまでもない。
【合掌】