“あとがき”って、こんなに長くていいの? その1
2012年05月29日 15:00 グー!(12)|コメント(14)
ハチャメチャだった土曜日が明け、晴れた日曜日の朝。
『宇宙兄弟』の始まりと共に目が覚めた。
『ヤッベwww!!遅刻する!!』
そう。先日の帰り際にKK氏が、
『明日は10:30から用事があるからツーリングには行けないが、それまでに帰って来られるならどこか走りたい。どこかお勧めはない?』
と、聞いてきた。
【おかわり君かよ!!】
そう。それはまるで“童貞だった中高生男子が気持ち良過ぎる初Hを済ませた後の『もう一回しようよ。』状態”に似ていた。(笑)
そこで私は国道363号線を勧めた。
国道363号線とは、愛知県瀬戸市と岐阜県中津川市を結ぶ対向二車線【ほぼ】の道路で、信号も数えられる程度しか設置されておらず、比較的走りやすい。
が、しかし、どちら側からスタートしても、とんでもないテクニカルな上り坂をクリアしなければならないコースだ。
実はこのコース。専務KK氏が仕事でよく利用しているコースで、ここはもう何百回も通っている。コーナーのR具合も熟知しているので、目を瞑っても走れるくらいだ。【ゼッテーだな!!】
話し合いの結果、7:30に名鉄保見駅集合で、そこからR363を走り、9:00になったら折り返し豊田市へ戻るというスケジュールになった。
なのに寝坊した。(汗)
私の家から保見駅まで25分。道が空いていればもっと早く到着するが、この時間では期待できない。
その時、私の準備から出発までの経過時間は、V・ロッシよりも速かった。【ゼッテーだな!!】
結局3分遅刻した。
『時間になっても来ないから電話しちゃった。』
とKK氏。
携帯の着信履歴を見ると、メッチャKK氏から掛かっていた。
コンビにで缶コーヒーを飲んでから出発。
国道155号線を北へ進み、東海環状の瀬戸品野ICへ向かう。
途中途中で警察と出会わす。事故現場だ。
R363にたどり着くまで事故現場に2回も出くわしたので、お互い気を引き締めた。
品野ICに到着。
私が先頭になり、最初のストレートから二台同時にスロットルを空けた。
最初のコーナーをクリアし、この勢いのまま次のコーナーへ・・・。
っと思ったら、数え切れないほどの自転車がこのキツい坂を登っている。
【ツール・ド・フランスかよ!!】
抜いても抜いても自転車だらけ。(苦笑)
『プシュゥゥゥ。』
それまでたぎっていた私のモチベーションがナエていく音だ。
そう。例えるなら、
彼女と初めてのHをしようとして服を脱がせたら、上下の下着がバラバラだった時の感情に似ていた。
続く