サンディの3時間クッキング(ミッション分解後編)
2013年04月28日 23:49 グー!(5)|コメント(8)
ホンダ CBR1100XX Super Blackbird|CBR1100XXスーパーブラックバード(1988年式)
写真10枚がMAXなんですね。
前編でクランクケースを割る準備が整いましたので早速割ってみましょう。
写真1:2013年04月28日 投稿
ネジをたくさんたくさんはずすとナント、カパっとケースが割れます。
かなり慎重に割ったけどギアがポロポロととれて落ちました。
すごく落胆する瞬間です・・・。
右側のケースについてるキレイな銀色のヤツがクランクシャフトです。
上側にコンロッドが見えます。
写真2:2013年04月28日 投稿
クランクシャフトの右下に見える筒状のモノがシフトドラムです。
コイツが前編で見たもみじ饅頭とつながっており回転してシフトフォークを動かします。
心配だったクランクベアリングはガタもなくスムーズに回ります。ホッ。
その他ベアリングもスムーズです。
写真3:2013年04月28日 投稿
クランクケイス内部にも金属片が・・・。
つぶさに観察してナニが削れているのか探します。
が、わかりません orz
金属片を観察してみると、軽合金っぽいカンジです。
ギアなどの鋼系ではありません。
写真4:2013年04月28日 投稿
シフトフォークです。3つありましてこいつがシフトドラムに刻まれた溝によってガチャコンとギアが動かされシフトチェンジします。
フォーク状の部分がギアに当たってる部分で横移動させます。
フォークの先端を見るとヤケてます。
コゲてます。
ココは盛り上がってるんですが、ほぼツライチまで削れています。
写真5:2013年04月28日 投稿
その他のフォークも程よく削られています。
背景にシフトドラムが見えますね。
あのアリンコの巣のような溝に沿って動くんです。
写真6:2013年04月28日 投稿
やってまいました orz
前回の3時間クッキングで交換したピストン。
まだまだ使えるピストン。
ドライバーの先が示すトコ、、、
ピストンのスカートが欠けとる!!!
ウエスで保護していたんですが、フライホイールをはずすトキ、オッサン二人のフルパワー掛けたんで逃げるエンジンを押さえ込んだ。
多分そのトキにイキました orz
ピストン交換が追加されました。。。
写真7:2013年04月28日 投稿
はっきりとブチ壊れてる部品が見つからないまま解体終了です。(?)
借りた特工をSHOPへ返す時間が迫ってまいりました。
ヒマを見つけて各シャフトや軸受の寸法を計測し、磨耗限界を超えた部品の洗い出しと検査をして交換部品を決定・発注、そんで組み付け編にまいります。
今日わココまで。
ファクトリをアトにしました。【つづく】