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TZRのクランクオーバーホール

2012年03月03日 12:15 グー!(3)|コメント(2)

ヤマハ TZ250(1995年式)
TZとTZRの混血のエンジンが、ピストン焼きつきを機にクランクまで分解してみようと。ところが・・・・。
クランクは熱による変形、わけのわからないワッシャー、ケースに押されて変形など多くの課題が発見されてしまった。
ほぼエンジンを1個まるごと交換以上の大手術となることになったけど、今後も宝物として保有するのであればしょうがないと心にきめて作業をお願いしました。
作業は、相模原にあるパワーパイプさん。
今まででであったバイク屋さんの中で、一番親切、技術、経験をお持ちでアルミ溶接もチャンバー制作も全部やってくれるので、安心して手術お願いしました。
写真は、バランサー3種ですが、左から・・急遽オークションで購入したTZR-RSの乾式クラッチエンジン
中央---TZのレーサー物
右---TZR-SP
TZは似て非なるものですね。

写真1:2012年03月03日 投稿

左側が今回分解したTZRーRSのクランクとバランサーです。右側が以前分解したTZです。
TZR-RSのバランサーは駆動ギヤがヘリカルギヤで、バランサーシャフトと併せてゴツく重くなっています。TZR-RSのピストンが重いせいでしょうか。クランクシャフトの造りもずいぶんと違います。部品表を見るとTZのクランクに近いのは最終型のTZR250SPRのようですが。

写真2:2012年03月03日 投稿

熱の影響で左側が変色して黒ずんでいるのがわかります。また通常では存在しないキー溝の付いたワッシャーが付いていました。
クランクは今回は調整せず、新品交換をすることにしました。
ピストンは、左シリンダーのもので軽症だと思っていましたが、高熱でエキゾースト側がアルミがなくなっているのがわかります。
相当薄かったんだなーと。
TZごめんなさい

写真3:2012年03月03日 投稿

最近のオークションで急遽見つけたTZR-SPRのクランク(写真右)。NCNRだったんですが、クランクを割ってみると・・・・割れている!
当然使えません。でもケースはきれいで使えることがわかったので、結局、SPRのクランクケース、新品クランク、TZのバランサー+TZ新品ピストンという組み合わせになりました。RSのクランクは、全部オーバーホールしてきっちり1台分の予備の越下が完成します。

写真4:2012年03月03日 投稿

結果的にSP、RS、SPRのクランクケースがあるためケース観ていた所SPRにクランクベアリング潤滑用穴が多く開いていました。写真の右側がSPR用。ケースの真ん中あたり、ボルトの左下に縦に3個穴が開いています。左側のSPケースには1つの小穴。シャフトセンター部のベアリングとオイルシールの潤滑強化策。最終設計のSPRは一番改善されているエンジンのよう。ミッションは車体に載っていたTZのクロスレシオを使用しようと思います。

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