TZR250R(3XV)用 TZ形状 FRP2重構造 ガソリンタンク完成
2011年09月18日 19:34 グー!(1)|コメント(2)
ヤマハ TZ250(1995年式)
やっと完成しました。
2重構造の安全設計です。
TZの形状でTZR250(3XV)ノーマルに取付可能。
外部カバーとインナータンクの分割構造ですので、万が一の店頭傷がついてもカバーのみ交換可能です。
その他の車種でも応用で取り付け可能な場合もあります。
ちょっとまとまった数量があれば新規に型から製作も可能です。今回はノーマルのままタンク形状を変えたい、錆び問題を解決したいという方(私ですが)にお勧めです。
インナーのみ、アウターのみでも販売可能です。
ノーマルタンクキャップ、負圧コックを流用する設計です。
写真1:2011年09月18日 投稿
レーサー形状ですので、シンプルでかっこよくなりました。
写真2:2011年09月18日 投稿
アウターにぴったり合わさる設計になりましたので、違和感なくフィットしています。
インナータンク側のリングはSUS304削り出しにしましたので、FRP、SUS304とも腐食に強い材料になっています。
写真3:2011年09月18日 投稿
ヤマハ純正負圧コックを流用します。
意外とスペース的にもきれいにまとまりました。
写真4:2011年09月18日 投稿
強度が最も必要だと思われる箇所です。
インナータンクを下から支える部材と、アウターの補強をしっかり入れました。かなり強度が保たれています。
写真5:2011年09月18日 投稿
純正のエアクリーナーまま使用できます
写真6:2011年09月18日 投稿
インナーとアウターの構造。
完全にインナーがアウターと同形状としてきれいに剥がせる構造です。内部でガタガタ遊びを作らないように気をつけて整形しました。インナーは紫外線脆化もほとんど心配なく、転倒による傷も分厚いアウターとの組み合わせのため心配ありません。
写真7:2011年09月18日 投稿
ヤマハ純正タンクキャップは3本のボルトではずせます。これをはずさないとインナーがばらせませんので注意。
写真8:2011年09月18日 投稿
内部のリングと、雨水ドレンが見えます
写真9:2011年09月18日 投稿
FRPの接合は下側ではなく、なるべく上部で接続する設計でモナカ合わせとしました。
写真10:2011年09月18日 投稿
サイドには雨水用ドレンホース用溝を入れています。この部分の肉厚もしっかり確保してタンク内部で補強を入れています。