FRPタンク 塗装完了
2011年11月06日 22:01 グー!(3)|コメント(0)
ヤマハ TZ250(1995年式)
やっと焼付け塗装が完了しました。
黄色はフェラーリ、モデナイエローを使用しています。
線傷ひとつ無い綺麗な表面になりました。
(ロッソコルサ/長野での共同開発となりました)
後は、純正キャップ、負圧コックをつければ完成です!
これで錆の悩みとはオサラバできます。
安易に開発を思い立ったのが、8月の夏休みに沖縄に遊びに行っている時から始まり、TZの純正から型取り、TZRのタンクからも型取り、合体させて再調整・・・。
インナータンクもTZRのエアクリーナーのための逃がし部分も考慮しなければいけないということで、タンク底面の形状もTZRにあわせた型取をして合体。
(全体形状はTZで、タンクキャップ部と、天板の凹み部はTZRから型を取りました)
TZのままでは、タンク前部が長さが足りずスカスカになってしまうため、スタイルを損なわないように延長させることも苦労しました。
これで完全にキー付タンクキャップがつけられるFRPタンクとして完成しました。
次はTZR(50周年カラー)のタンクもFRP化する予定。
(クイックチャージャーは使いにくいし、重いし・・)
乞うご期待!!
いよいよ量産開始します。
写真3:2011年11月06日 投稿
この部分は、強度に最も気を使いました。
この写真には無いのですが、インナータンクを脱落させないステーが1枚付きますので完全にインナーとアウターが固定されることになります。
写真4:2011年11月06日 投稿
ガソリン取り出し部分も、純正コックが取り付けられる形状です。
写真5:2011年11月06日 投稿
この形状でTZRのフィッティングに合うようになります。純正のラバーとあわせて使用します。
写真6:2011年11月06日 投稿
アフター部、2プライ、インナー部2プライの合計4プライ。
インナーはなべ底構造なので、衝撃により底面が割れることが極力無い設計としました。
写真7:2011年11月06日 投稿
しっかりとキャップ用ビスが入るために肉厚構造にしています。
キャップが付くと、タンクアウターとインナーがしっかり固定されるので、人の力では外れない状態になります。
オーバーフロー用ドレンの溝も付いています。