アントライオンの、クラッチホルダー
2011年06月06日 01:54 グー!(0)|コメント(0)
トライアンフ Tiger|タイガー(2007年式)
懸案だった「重くて遠いクラッチ」に、再度挑戦!
レバー比が無段階に調節可能なアントライオン製のクラッチホルダーがようやく届いた。
調節機能は多彩!
1、ワイヤーの進入角度の調節
2、クラッチホルダー本体での「ワイヤー長」の調節
3、ダイアル式のレバー調節機能
4、レバー比の無段階調節機能
タイガーの本来のクラッチレバーは、支点から作用点(タイコ取付位置)までの距離が35ミリ…
これより「短く」調節すれば、「軽くなるが、ストローク量が増える」だろうし、「遠く」すれば、重くなるが「近くなる」のが力学の道理である。
幸いに(?)アントライオンのクラッチホルダーは、最大、支点から作用点までの距離を40ミリにまで設定することができる。「重くなるが、近くなる」設定が実現できる。
これまでのクラッチホルダーは「軽くなる」ことばかりで、「近くなる」という調節ができなかった。
しかし、アントライオン製なら、「実験できる」はず。
1、ワイヤーの進入角度は、「遠目」の方を選択。
その方が、ワイヤーの進入角度が自然だからである。
3、ダイアル式の調節機能は、「もっとも遠目」の位置を選択して調節開始。クラッチが「切れなくなる」という最悪の事態を避けるためである。
4、レバー比は、支点から37ミリの位置にタイコを配置。
結果!
確かに多少重くなったかもしれないが(といっても、アントライオン製のこのホルダーは、ベアリングまで内蔵されており、フリクションロスは、最小に押さえられているはずだから)、「重くなった感覚」がほとんどない!
またレバーの位置は「それなりに手前に」近づいたのである。
レバーを完全にグリップに「引ききれれば」完全にクラッチは切れる!(といっても、これもかなり握力がいる)
…といっても、仕事の関係で、本日はここまでの調節でストップ。
エンジン側のワイヤー長を調節して、再度微調整する必要がある。
ここのワイヤーを詰めて、ダイアル式の調節機能を「近目」に徐々に近づける実験が、まだ残されている!