フロントフォークオイル交換+プリロード&フォーク突き出し変更
2016年07月11日 12:33 グー!(18)|コメント(4)
ヤマハ MT-07(2015年式)
サーキットでフロントサスが伸びきったときの挙動がイマイチなので、オイルの番手をあげてみました。
ノーマルは10番で15番に上げました。
ヤマハ サスペンションオイルの動粘度は
40℃時
#10 = 33.2mm^2/s
#15 = 47.3mm&2/s
オリフィスは変更していないので、同一ストロークスピードの場合は、伸びも縮みも減衰力142% UPです。
写真で見る以上に新油と古油の違いは大きい。 もっと早く替えればよかった。ま、ワシはエンジンオイルも頻繁に替える方でないですが(;^_^A
さらにプリロードをちょいと上げます。
7mm締めこんでみました。 このキャップは最弱位置でもノーマル比5mm UPなので
ばねレートK=8.5N/mmなので プリロードはノーマル比 102N UPです。
ついでにプリロードを上げて沈み込みが少なくなったフロント足回りのキャスターを補正する意味で
フォークの突き出し量を10mmにして、キャスターを立ててみます。
んー ツウって感じ(*´Д`)アハーン
写真1:2016年07月11日 投稿
突き出し量設定中
インナーチューブの上の端がアッパーブラケットとツライチが標準位置ですので、これを測ります。
突き出しすぎると、フルストロークの時ダストシールがろわーブラケットと干渉するので要注意。
写真2:2016年07月11日 投稿
オイルドレン中
5万キロ走ると色も黒くなってます。
ショックの作動油はオリフィスを高速で通り抜けるため、分子構造がずたずたになり、粘度が低下するのが劣化のメカニズムらしいです