セパハン
2015年02月09日 05:27 グー!(8)|コメント(0)
ヤマハ YB125SP(2013年式)
カフェレーサーに必須のアイテム、セパハン。
この細いフロントフォークにつけれるセパハンはあまりないんですよね。
私はこれまた中古パーツ屋でハリケーン製の原付用と思われるグリップ部分短めなセパハンを購入。
ポジションがきつくなるのでバックステップが完成するまで温めていました。
かといってノーマルではなく、仮にコンチ型のアルミハンドルに替えてはいました。
製作にあたっては、タンクにあたることになると予想しハンドルストッパーの加工とハンドルロックの加工も想定していました。
まずはハリケーンセパハンで好きじゃないところ、立ち上がり部分で切断。
そして使用しないグリップ部分をオフセットがてら溶接。
ストレート部分を伸ばしたところで再び切断。
そこに純正ハンドルを曲がり部分で切断しドッキング。
これにより50cc用の短いグリップではなく125cc用の長いグリップが使えるとともに、あらかた見える部分がメッキになる。
わざわざメッキに出すのは面倒なので、溶接部分は銀色に塗って終わり。(笑)
ここで思わぬ誤算。
オフセット代わりに延長したことで、角度をかなり絞ってもタンクを躱すことに成功。
作業が減りました。(笑)
さて作業後半戦。
続いてハンドルのスイッチボックス付近に配線をパイプ内に通すため穴あけ。
純正のスイッチボックスを分解し、ミニスイッチにひたすら半田付け。
30か所以上の半田付けと30個以上のギボシ端子を作ったら、配線をパイプ内に通します。
ここで話は脱線。
通勤用のバイクなので年中乗るため、冬は手が冷たい。
かといって見た目重視なのでハンドルカバーなぞもってのほか。
グリップヒーターもグリップが限定されてしまうので、既に購入済みのタル型グリップが使えない。
そこで奮発してキジマが取扱うヒートデーモン製のパイプ内に設置するグリップヒーターを購入。 2万円。
今んところ、YBについているパーツで単価が一番高いパーツがコイツですな。
コイツをパイプ内に挿入。
おかげさまでツバをカットしたタル型が装着でき、スッキリしたセパハンが完成しました。
写真は撮っていないですが、現在はアールズのステンメッシュブレーキホースに変更し、セパハン化に伴うホース・ワイヤー類のたるみはクラッチワイヤーだけとなっています。
写真1:2015年02月09日 投稿
セパハン&バックステップによるポジション。
モデルは身長158cmの小柄なウチのかみさん。
現在ハーレーを増車すべく、かみさんも大型教習所通い中。
写真2:2015年02月09日 投稿
ハリケーンセパハンの立ち上がり根元でカット。
写真3:2015年02月09日 投稿
左側のスイッチボックス。
左がウィンカー、右はHI/LOW切り替え。
写真4:2015年02月09日 投稿
右側のスイッチボックス。
左がヘッドライト、右はセルではなくホーンボタン。
セルは防犯も兼ねて2個にして移設してあります。
タコメーター下のステー部にあるトグルスイッチをONにした上で隠しボタンを押さないとセルはまわりません。
ブレーキレバーのアタッチメントに代わっているのがグリップヒーターのスイッチ。
4段階に設定可能でパイプ&グリップを通しているにもかかわらず、しっかり温まります。