ビーエムダブリュー | BMW M1000R

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

M1000Rは、BMWのモータースポーツ活動を象徴するサブ・ブランド「BMW M」を冠した2番目のモーターサイクルとして、2023年に登場した。最初のモデルM1000RR(2021年)が、S1000RRをベースにしていたのと同じように、ロードスター(カウルレスのネイキッド)S1000Rがベースとなっていた。排気量999ccの直列4気筒エンジンは、ベースモデルを大きく上回る154kW(210ps)の最高出力を発揮。ドライブスプロケの丁数変更(S1000Rは45Tだが、M1000Rは47T)や4~6速のギア比を短くすることで、増大したパワーとの相関関係を最適化していた。また、カウルレスモデルでありながら、フロントサイドにウイングレットを備え、生み出すダウンフォースが高速走行での安定性、加速時に前輪が持ち上がること(ウイリー傾向)を抑えていた。そのほか、シャシーや電子制御システムは、BMW Mらしい装備が奢られ、Mを象徴するカラーリング(水色/紺/赤)で彩られた。Mパッケージ車は、ベースカラーがブラックになり、Mカーボンホイール、Mライダーフットレストなどが装備されていた。

M1000Rに関する記事