ハーレーダビッドソン | Harley-Davidson X500

車輌プロフィール

X500(HD500)は、2023年の新型モデルとして登場した、中排気量スポーツ。2023年春の発表段階では中国市場向けとされていたが、同年10月には、日本市場への導入も始まった。同じタイミングで、X350も導入され、「ハーレーダビッドソンX」のシリーズを構成することになった。とはいえ、フラットトラックレーサー然としたスタイルを持つX350に対し、X500は、やや重厚なアメリカンロードスターといった雰囲気。かつてのスポーツスターのようなスタイルのリアフェンダーを持ち、たっぷりとした厚さを持つシートを備えるなど、ハーレーダビッドソンらしさの濃いスポーツモデルだった。搭載したのは。排気量499.5ccの水冷パラレルツインエンジン。DOHC4バルブヘッドを持ち、中速トルク重視のセッティングがなされていた。ミッションは6速で、ファイナルドライブはチェーン式。前後17インチのキャストホイールには、ラジアルタイヤが組み合わされ、ABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されていた。フロントサスは倒立フォークで、リアサスともに伸側の減衰力調整機能を備えていた。

2023年 X500 ダイナミックオレンジ(カタログメイン)ダイナミックオレンジ
2023年 X500ダイナミックオレンジ 2023年 X500ドラマティックブラック 2023年 X500スーパーソニックシルバー 2023年 X500パールホワイト 2023年 X500(リアビュー) 2023年 X500(ハンドルまわりイメージ)
新登場
2023年モデル
ハーレーダビッドソン X500

2023年10月、日本市場向けに発表されたX500。同時にX350も登場しているが、この両車は、フレームなどを共用するような姉妹モデルではなく、まったく別個のもの。X500は、排気量500ccの水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。6速ミッション、チェーンドライブ。ABS装備の前後ディスクブレーキ。シートの高さは820mm。オレンジ、黒、白、シルバーの4色。

基本スペック

タイプグレード名 X500
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 2023
発売月 10
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2135
ホイールベース (mm) 1458
最低地上高(mm) 153
シート高 (mm) 820
車両重量 (kg) 208
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 499.5
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 69
行程(ピストンストローク)(mm) 66.8
圧縮比(:1) 11.5
最高出力(kW) 35
最高出力(HP) 47
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(N・m) 46
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 13.1
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.2
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
変速比 1速 2.849/2速 1.950/3速 1.559/4速 1.330/5速 1.190/6速 1.080
動力伝達方式 チェーン
キャスター角 24.5°
トレール量 (mm) 100
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 50
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58
タイヤ(前)速度記号 W
タイヤ(後) 160/60ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 69
タイヤ(後)速度記号 W
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)