ハスクバーナ | Husqvarna スヴァルトピレン801 | SVARTPILEN 801

車輌プロフィール

ハスクバーナ・スヴァルトピレン801は、2024年3月に正式発表されたネイキッドスポーツだった。ハスクバーナのスヴァルトピレン/ヴィットピレン・シリーズとしては、それぞれの「701」(692cc単気筒エンジン)以来の中間排気量モデルとなった。但し、スヴァルトピレン801が搭載するのは、排気量799ccの並列2気筒DOHCエンジン。このエンジンは、同じグループのKTM・790デュークが搭載していたLC8cユニット。メインフレームも790デュークゆずりだった。とはいえ、スヴァルトピレン801は、これまでのスヴァルトピレン各モデル(401など)と同様のレトロ風なスクランブラースタイルが特徴だった。レトロ風ということで、電子制御や足回りなどは、2020年代のモダンな装備。ライディングモードの切り替えが可能で、クイックシフターも標準装備。当然のようにコーナリングABS&トラクションコントロールも備えていた。メーターは5インチサイズのフル液晶で、灯火類はすべてLEDを採用。ハスクバーナにとって、2気筒エンジンのストリートモデルは、BMW傘下にあった2012年発売のヌーダ900/R以来となった。※SVARTはブラック(黒)、PILENはアロー(矢)を意味するスウェーデン語。英語で言えばブラック・アローとなる。

2024年 SVARTPILEN 801 (カタログメイン)
2024年 SVARTPILEN 801 2024年 SVARTPILEN 801 2024年 SVARTPILEN 801 2024年 SVARTPILEN 801
新登場
2024年モデル
ハスクバーナ SVARTPILEN 801

※2024年3月19日発表の市販モデル。諸元表は、プレスリリースと外観から読み取れるもののみ記載。この時点で、日本市場への導入予定は発表されていない。

基本スペック

タイプグレード名 SVARTPILEN 801
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
最低地上高(mm) 174
シート高 (mm) 820
乾燥重量 (kg) 181
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 799
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 88
行程(ピストンストローク)(mm) 65.7
圧縮比(:1) 12.7
最高出力(kW) 77
最高出力(PS) 105
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(N・m) 87
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 14
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 セミ・ドライサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-50
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 520
フレーム型式 クロムモリブデン鋼スペースフレーム
キャスター角 65.5°
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントホイールトラベル(mm) 140
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 150
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター)