スズキ | SUZUKI イントルーダークラシック400 | Intruder Classic 400

車輌プロフィール

イントルーダークラシックが発売されたのは、2001年3月初旬だった(同じ月の末には、イントルーダークラシック800も登場。以下、バイクブロスでは混同を避けるため、イントルーダークラシック400と表記する)。イントルーダークラシック400は、その名称の通り、アメリカンクルーザーのカテゴリーにおいて、クラシカルなイメージの外観を持つモデルとして登場したもので、同じポジションで先行していたドラッグスタークラシック同様に、前後のフェンダーが深くて大きいタイプのものになり、クロームメッキの外装部品が多用されるなどの特徴が与えられていた。搭載されたエンジンは、排気量399ccの挟角45°のV型2気筒ユニットで、冷却方式は水冷式を採用。5速ミッションにはシャフトドライブが組み合わされていた。2006年にはキャストホイール仕様が設定された。その名称通り、前後のホイールがアルミ鋳造(casting)されたものになっており、クラシカルな印象を強める鋲(びょう)付きのシートも採用されていた。2005年には同じ400ccアメリカンとしてブルバード400が登場しており、「クラシカルなイントルーダー、都会的なブルバード」というキャラ立ちが求められたことに対応したものだと思われた。以降、イントルーダークラシック400は、スポークホイール(標準)とキャストホイール仕様の2バリエーションで展開され、2009年モデルでともにフューエルインジェクションを採用。2014年モデルまで設定されてしばらく経ったあと、生産が終了した。

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