スズキ | SUZUKI GS50

車輌プロフィール

GS50は、2005年2月に発売された原付1種(50cc)のスポーツバイクだった。「GS」というスズキ4ストスポーツ伝統のネーミングを与えられた初の原付1種が、21世紀になって登場するという、ある意味で奇跡的な登場でもあった。搭載された排気量49ccの空冷単気筒OHCエンジンは、カブタイプのビジネスモデル、バーディ50用めっきシリンダーエンジンを転用したもので、5.0psの最高出力を8,500回転(毎分)で発生させていた。高出力でありながら、30km/h定地走行燃費はリッターあたり95kmを達成。ボリュームのある燃料タンクは、容量8リットルだったため、計算上は750km以上を無給油で走ることが可能だった。ミッションは4段リターン式で、ホイールサイズは前後とも14インチ。大ぶりのタンクとバランスをとるように、たっぷりとした大きさのテールカウル、原付1種とは思えないサイズのサイレンサーが付いたマフラーを採用していた。原付1種を対象とした平成18年排出ガス規制に適合(※)することなく、生産終了となった。※すでに販売されていたバイクは、2007年9月1日までに対応が必要だった

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