スズキ | SUZUKI ジェンマ50 | Gemma 50

車輌プロフィール

ジェンマ50は、1981年に発売された原付1種スクーター。モデル名の「gemma」は、イタリア語で「宝石」を意味する言葉で、その由来通り、片持ち式のフロントサスなど、イタリアンスクーターらしいデザイン・レイアウトが与えられていた。エンジンは49ccの空冷2スト単気筒で、少し控えめな3.5psを発生。ミッションは、無段変速ではなく、オートマチックの3段変速だった。81年の登場時は、キック始動のジェンマ50(スタンダード)と、セルフスターター装備(キック併用)のデラックス、スーパーデラックスの3グレード構成だったが、1982年には、シートが豪華で、リアキャリア装備のジェンマ50カスタムも追加された。型式は「CS50」で、スタンダードが、単にCS50、デラックスはCS50D、スーパーデラックスはCS50DG、カスタムがCS50DCだった。

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