アディバ | ADIVA VX-1

車輌プロフィール

アディバの電動ビッグスクーターとして、2018年に発売されたのがVX-1だった。日本国内での販売は、2018年11月に開始された。発売時の国内法においては、「軽二輪」に分類されるため(※)、250ccスクーターと同じ扱いになった。リアホイールに直結されたインホイールモーターの出力は、定格11kW、最高35kWと強力なもので、ゼロ発進から100km/h到達を6秒で行うことが可能だった。バッテリー容量は、3種類が用意され、容量7.2kWh仕様では130kmの、10.8kWh仕様では200kmの、14.4kWh仕様では270kmの航続距離(試験数値)を実現。容量が多ければ充電時間も長くなるが、用途に応じて購入仕様を選択することができた。また、充電は家庭用100Vコンセントからも、国際規格の200Vでも行うことが可能だった。フロントサスにはマルゾッキ製テレスコピックフォークを、リアショックにはザックス製を、ブレーキはキャリパーもディスクもブレンボ製を採用していた。※モーターの定格出力が1kW以上、全長が2.5メートル以下

2018年 VX-1 (カタログメイン)
2018年 VX-1 2018年 VX-1 2018年 VX-1 2018年 VX-1 2018年 VX-1
新登場
2018年モデル
アディバ VX-1

大きなウインドスクリーンやダブルシートで、ビッグスクーターらしくゆったりとタンデム走行が可能。電動スクーターらしく、走行中の減速は、ストットルを戻すことで行うことでも可能。回生ブレーキとなって、バッテリーへの補充電を行った。また、モーターを逆回転させることで、バックも可能で、停車時などに便利。3連メーターの右は、大きなバッテリー容量表示。バッテリー容量によって、車重と価格が異なった。7.2kWh仕様は192kg・114万円、10.8kWh仕様は214kg・138万円、14.4kWh仕様は236kg・162万円という設定。

基本スペック

タイプグレード名 VX-1
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 2018
発売月 11
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2120
全幅 (mm) 810
全高 (mm) 1330
シート高 (mm) 770
乗車定員(名) 2
原動機種類 電動モーター
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 120/70-14
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 140/60-13
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブレス
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
メーター表示:時計