ヤマハ | YAMAHA XT1200ZEスーパーテネレ | XT1200ZE Super Tenere

車輌プロフィール

2010年モデルからモデルヒストリーを紡いできたZX1200Zスーパーテネレの上級仕様として、2014年に新登場したのが、XT1200ZEスーパーテネレだった。ZX1200Zスーパーテネレのマイナーチェンジを機に設定されたことになる。モデル名に加わった「E」の一文字は、電動調整式のサスペンション(減衰力などを指先で調整可能)やグリップヒーター、標準採用されたリアキャリアとセンタースタンドなど、複数の専用装備を表していた。つまり、基本性能の高いアドベンチャーツアラーの機能をさらに高める「フル装備モデル」だったのである。エンジンやシャシーなどの基本構成は、同年式のXT1200Zと同じなので、一見すると「E」か否かを見分けるのは困難だが(キャリアなどは後から取り付けることも多いので)、車体右側にサイドカバーが付いていることで、XT1200ZEだと判断することが可能だった。日本国内仕様はラインナップされておらず、海外向けモデルが逆輸入車として販売されていた。

ヤマハ XT1200ZE Super Tenereのユーザーレビュー・写真
 
デザイン・コンセプト色々な意味で斬新なモーターサイクルですが、好きな人向け

満足している点

エンジン→まあ速くはないけどエンジンのあらゆる回転域が楽しめます。ノッキングぎりぎりの低回転で「どどどどどど」とアメリカンみたいな2気筒クルーザー系→アクセルどっかんで(トラコンで怖くない)これまたクルーザー系のパルスな加速感→そしてレブ付近で鳥肌が立ちましたが…大人しめのエンジンのイメージが吹き飛ぶようなYZF-R1Mを半分にしたようなレーシーなサウンドが楽しめます。エンジンの特性を2段階で切り替えることができますが、市街地や疲れて反応速度や動体視力が鈍っているときはTouringモードにした方がいいです。そして気合を入れた時にSportsモードにすると適度な緊張感が出て楽しめます。全く違うエンジンみたいに感覚が変わるので気分転換できて便利です。 270°クランクのエンジンあるあるですが、エンストしやすいので慣れないうちは半クラを1秒程度使った方がいいです。

サスペンション→減衰力を手元のスイッチで(マイナスドライバー無しで)設定できますが、HARDはけっこう硬め。オンロードでもお腹の脂肪が揺れて痛くなります。 街乗りはNORMALで十分です。細かい設定はまた走り込んでから、あと自分の体重の経過を見て調整してみます。

オフ性能(モトクロス等未経験)→砂利の駐車場レベルのダートや、ちょっとした土手の段差ぐらいなら何の違和感もなく走れるので楽しいです。リアスライドはまだ怖くてやっていません。林道突撃はガードを充実させてからにします。

トラコン→1、2、OFFで設定できますが、路面が濡れているときや疲労時は1(デフォルト 最大介入サポート)に入れておけば安心です。まだ怖くてOFFにしたことはありません。

見た目→覚悟はしていましたが、マニア向けの人を選ぶデザインです。モーターサイクル仲間でも反応が真っ二つ(これは購入前に覚悟しておいて下さい 笑)それこそスズキのカタナみたいに既存のどのモーターサイクルにも似ていない独創的なデザインでいいと思いますけどね。(スズキ派だったのですがアドベンチャー界隈だとVストロームがBMWの丸パクリで萎えました) でもねえ、海外のリア充さんや女性ライダーも乗っているのだけど、そういう動画を見ると「俺のセンスはおかしくない!」と再確認できて安心できますよ(笑) 正直、ダサい角度もありますが、俺は大好きなのですがデザインが好きな人はぜひ乗って下さい!青テネレにしてもよかったかな(笑) 

不満な点

取り回し→レンタルで借りたCB1300SBと同程度です。別に激重では無いので下り坂駐車はスイッチバックで大型モーターサイクルの基本通りにいけば大丈夫です。坂道やダートは地獄です。

足つき→身長172cmぐらいですがローシートにすればまったく大丈夫です。自身の身長・体重・足の長さに影響されるので試乗をおすすめします。

純正パニア・トップケース→デザインは車体とベストマッチですが(汎用のお餅みたいなトップケース大嫌い(笑))、高価な割にカギまわりの品質がしょぼすぎる。動きが渋いので、いつかキー(車体のキー同じ)がねじ切れそうで恐いです。(潤滑スプレーを吹いたらある程度解決)
デザインのいい社外のケースにしてもいいかもです。

純正ガード→まだ転倒未経験ですが、純正ガードのみだと防御力不足な気がします。フォグランプの取り付けも視野に入れてデザインの良い拡張ガードの装着を検討中です。


おまけ※名前→私は鉄道オタクなのですがスーパー○○という名前がJ●の特急っぽくて最高にダサかっこいい(笑)

これから購入する人へのアドバイス

【購入に至るまでの経緯】

カタナ400とセロー250に長年乗っていて全国にツーリングに出かけていましたが、職場の都合でどうしても一定期間だけモーターサイクルを降りないといけない時期がありまして、2015年の年始に2台とも降りました。(それぞれ友人に譲渡)

「カタナ400の次期後継メインマシンはどれにしよう…」とうつろな目でインターネットをさまよっていると、「カタナ400とセロー250のいいところ取りのアドベンチャーモデルがいいかな…」と思い初めてそこでこのマシンの存在を知りました。

職場の都合で降りたとはいえ免許はありましたので、YSPのキャラバンの日程を調べて試乗したところ「うわぁぁああああああwwwwすげー欲しいwww」と一目ぼれし、その後にBMWのR1200GSやF800GSも試乗してそれらも魅力的だったのですが、最終的に日本車的電子制御の充実と「カタナみたいな人を選ぶ変態的なデザイン(笑)」にひかれて、結局はそのクソ職場から無事に転職しましたので足かせが外れた瞬間に2017年式黒スーパーテネレを契約・納車しました(笑)長かった(^_^;)

カタナ400みたいにカルトな車種を選んで大満足です。20年は乗りたいです。
※オンロードを早く走るなら素直にスーパースポーツを導入します(笑)

特に海外のレビュー動画等をたくさん見られますので、見た目や走りが気に入って「他人と違うモーターサイクルを乗りたい!」と思ったら、試乗の上に是非購入してください!

値段が値段なので試乗は必須ですが、この価格は安いですよ(笑)

総合評価: 5
年式:2017年  燃費:一般道:15.0km/L  高速道:22.0km/L
投稿者:紀州の関東人
投稿日:2017-08-08 12:21:13
国産唯一の「ビッグオフ」アドベンチャーと思います。

満足している点

さすがフラッグシップモデルの高品質な造り、それで居て無駄な飾りの無い機能性の塊という佇まい。
いまだ本気で「オフ」を考えた設計思想と性能バランス。
本来が輸出専用車なので欧米の使用を考えた結果でしょうが
「アドベンチャールック車」も多い中スーパーテネレの名を背負うバイクとしての「志」を感じました。

使う前はここまで要らないと思った豊富な電子装備も一旦使うと便利さに感動ものでした。
特に温度調節可能なグリップヒーター、クルーズコントロール
エンジンモード2タイプ切替はもう手放せません。
調節可能サスはまだスタンダードのままですが大荷物のツーリングや峠を攻めるとき試したいと思います。

乗り味自体は非常にマイルドで田舎道トコトコのんびり走りもこなします。
ですが流石に1200、Tモードでも一旦アクセルをグイッと回せば50キロからでも車速はストレートに伸び上がります。
またSモードにするとはっきり性格が変わりかなりきびきびしたフィーリングになります。
この切り替えたときの性格変更はかなり面白く病みつきになりました。

不満な点

意外と下のトルクが薄いのとアイドリングが低いためかエンストしやすいです。
おっとっと・・・と行ったらなかなか支えられる重量でないので低速取り回しには気を使います。

サイドスタンドの位置が悪く出すとき足が引っ掛かります。

小物入れが全く無いので書類、ETCの装備に苦労しました。

これから購入する人へのアドバイス

スーパーテネレには構成のシンプルなZと各種装備満載のZEが有りますがどちらを取るかは良く考えて選ぶことをお勧めします。

走り出せば挙動は軽いのですが大重量には変わりないのでライディングは慎重に。
また押し歩きの取り回しはやはり結構力が要ります。

タンクの右にバッテリー、左にラジエーターと下手すると立ちゴケでも大ダメージになりかねません。
最初から付いてる小さなガードもそれなりに有効ですが
何らかのガードの装着をお勧めします。

総合評価: 5
年式:2014年  燃費:一般道:21.0km/L  高速道:23.0km/L
投稿者:SAGA
投稿日:2015-01-24 16:51:48