ヤマハ | YAMAHA XS650 | XS-1(650XS1)

車輌プロフィール

1955年にYA1が登場して以来、2ストロークエンジンのみを市販化してきたヤマハの、初の4ストローク搭載車がXS1だ。当時のヨーロッパ製大型車の定石どおり、バーチカルツインの650ccエンジンを搭載しているものの、OHVではなくコンパクトなヘッドのOHCを採用していた。このエンジンをスリムなダブルクレードルフレームに搭載し、エレガントなデザインと組み合わせたXS-1は、欧州のライバル車たちを大きく凌いでいた。写真のXS650は1970年9月にXS1がマイナーチェンジして登場したXS650で、セリアーニ式フロントフォークを採用したのが特徴。後にディスクブレーキなどを採用したXS650Eやエンジンをわずかに前傾させたTX650などにモデルチェンジを果たすことになる。

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