ヤマハ | YAMAHA RX350

車輌プロフィール

4ストのXS1-650登場により、重厚さ、という商品イメージをXS1に任せることができるようになった1970年、ヤマハスポーツ350RXが登場した。当時の市販レーサーであるTD2やTR2をベースに設計された2ストのロードスポーツマシン、という成り立ちは、約10年後に登場するRZ350/250のシリーズをほうふつとさせるものだった。

ヤマハ RX350のユーザーレビュー・写真
 
乗りやすくてパワフル!!

満足している点

①カラーリングが綺麗 当時の純正色で専門の塗装屋に塗ってもらいました

②6,000rpmまで引っ張った時の加速音が最高
ただし後続車が一台もいないときに・・・

③できるだけ低いギヤで3,000~4,000rpmを維持して走ると信じられないことに燃費が20km/Lを切ることが無くなった

④海外でR5として輸出されていたためリプロパーツが比較的容易に手に入る

不満な点

①2スト旧車全般に言えることですが、後続車に煙で迷惑をかけてしまうこと フロントガラスに油滴が付着するのは自分でも不快だと思う

②フロントドラムブレーキは随分と手をかけてかなり効くようになったが
峠の下りではどうしても効きが甘いのでRDのディスクを組みました
フロントフェンダーは変えたくなかったので無理して取り付けました
多少握力は必要ですが、対向ピストンはとても良い効き具合です

これから購入する人へのアドバイス

点火系はイグニッションコイル、ポイント、コンデンサーを
必ず新品に一括交換してください

ブラシは充電の要です リプロか自作で交換しないと押して帰ることになります

イグニッションコイルは粗悪品が堂々と流通していますので要注意

キャブをいくら弄っても燃調が薄い時はクランクのオイルシールを疑ってください 交換は左右共同時に

総合評価: 5
年式:1970年  燃費:一般道:22.0km/L  高速道:30.0km/L
投稿者:tetsu
投稿日:2024-03-07 13:29:31
とにかく乗りやすい しかも速い

満足している点

紫&白のカラーリングが気に入っています。
この清楚な感じとパワフルな走りとのギャップがたまらないです。
頭打ちは早いが 低くこもったような独特の加速音はやみつきになります。低速トルクが強いので、2800も回っていれば峠ももりもり登っていけるし、気持ち良いくらいコーナリングが素直です。
とてつもなく燃費が良い。最近5000回転以上回すと燃費が良いことに気がつきましたが、まさか高速で32km/lいくとは…2ストとは思えません

不満な点

部品が入らないのは覚悟の上、強いて挙げるならフロントドラムの利きがイマイチだったこと。多分経年変化でドラムのセンターが出ていなかったのかも知れません。結局SRとTZRの中古パーツを組み合わせて、一応現代の単車並に停まれるようになりました。
灯火類の暗さとバッテリー容量の貧弱さは40年前の単車ですから、指摘するだけ酷です。すべて社外品と交換して解決しました。

これから購入する人へのアドバイス

クラッチは社外の強化品、ピストンは海外のリプロ、ピストンリングは単品オーダーで、頑張ればまだまだ全開走りで走れます。
パーツ取り1台とP.LとS.Mは必需品です。

総合評価: 4
年式:1970年  燃費:一般道:26.0km/L  高速道:32.0km/L
投稿者:tetsu
投稿日:2010-03-09 21:58:39