トライアンフ | TRIUMPH TT600

車輌プロフィール

トライアンフTT600は、2000年に登場したミドルスーパースポーツ。ヒンクレーで再建されたトライアンフが、約10年を経て、日本製の600ccスポーツと正面から競合するモデルを作り上げたことになった。排気量599ccの水冷4スト直列4気筒DOHCエンジンを、アルミツインスパーフレームに搭載。ボア68mm×ストローク41.3mmは、TT600の少し前に登場したばかりのヤマハ・YZF-R6(初期型)よりもビッグボア・ショートストロークの高回転型ユニットで、110psの最高出力を発揮していた。トライアンフの600ccスーパースポーツは、デイトナ600、デイトナ650(ともに4気筒)を経て、3気筒のデイトナ675(2006年-)へと繋がっていった。

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