ホンダ | HONDA VF1000R

車輌プロフィール

1984年から1985年まで、海外向けに展開されたVF1000シリーズのスポーツモデルが、このVF1000Rと、ハーフカウル仕様のVF1000Fだった。両車は、998ccの水冷V型4気筒エンジンを搭載するところは同じながら、そのエンジンのカムシャフト駆動が異なり、当時の耐久レーサーだったRS1000RWやRS850Rのレプリカと位置付けられたVF1000Rはカムギアトレーンで、ハーフカウルのVF1000Fはカムチェーンで駆動されていた。なお、耐久レーサーレプリカという意味では、VF1000Rは、CB1100Rの後継モデルということになる。この後、4気筒スーパースポーツのフラッグシップは、直列4気筒のCBRシリーズに一本化されていった。※海外市場専用モデル

1985年 VF1000R (カタログメイン)
1985年 VF1000R
1985年モデル
ホンダ VF1000R

画像は1985年モデル。エンジン出力は仕向地によって異なっていたもよう。

基本スペック

タイプグレード名 VF1000R
型式 SC16
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2180
全幅 (mm) 730
全高 (mm) 1200
乾燥重量 (kg) 244
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 V型(L型)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 998
最高出力(PS) 120
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(kgf・m) 8.8
最大トルク回転数(rpm) 8000
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火プラグ標準搭載・型式 DPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 YB16B-A
変速機形式 リターン式・5段変速
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 17
チェーンサイズ 530
標準チェーンリンク数 110
フレーム型式 ダブルクレードル
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 120/80-16
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(後) 140/80-17
タイヤ(後)構造名 バイアス