ホンダ | HONDA TLM50
1983年12月に発売されたTLM50は、バイアルスTL50以来の50cc（原付1種）のトライアルモデルだった。しかし、バイアルスTL50が4ストエンジンだったのに対し、TLM50は空冷2ストロークエンジンを搭載。2ストながら、低速域でも粘り強い出力特性が求められるトライアルマシンのために、燃焼室に混合気を押し戻して充てん効率を上げるための装置（HERP)を備えていた。また、入門モデルながら、リアサスペンションには、状況に応じてショック吸収性能が5段階に調整可能な機構が採用されていた。5段ミッション、エンジン下部には樹脂製のスキッドプレートを装備。スリムな車体ながら、燃料タンク容量は4リッター。30km/h定地走行燃費は、リッターあたり60kmなので、ツーリングも楽しめた。
満足している点
軽量であること。オフ車であること。どこにでも躊躇なく入っていけます。遅いので荒れた林道も安全に走れます。
不満な点
一般道ではやはり遅いです。おかげで車に道をゆずるのが習慣になりました。
これから購入する人へのアドバイス
林道や河原をゆっくり走るには最高のバイクだと思います。反面、市街地はつらいです。都市部にお住まいの方には不向きかもしれません。
製造から40年近く経過した古いバイクです。特に樹脂製の部品は壊れやすくなっているいます。このバイクに乗るようになって、オークションでの部品調達が増えました。
5
満足している点
・50ccと思えない低速トルク
・大柄な車体
・軽量
・今では考えられない、つくり込みの良さ
・悪路での走破性
不満な点
・タンク4L
・3-4速間のギャップ
・新車当時から、全開でも60km/h出ない
これから購入する人へのアドバイス
・ポジションにはびっくりすると思いますが、今となっては貴重な単車です。
・よき時代の、ホンダスピリットを味わってください。
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