ホンダ | HONDA ストリーム | STREAM

車輌プロフィール

2000年代に販売されていたクルマ(ミニバン)と同じ名称のストリームは、クルマよりもずっと以前の1981年11月に発売された50ccエンジンの「スリーター」だった。(スクーターではなく)スリーターと書いたとおり、リア2輪の3輪モデルだった。こうすることで、低速時の安定性を高めながら、二輪車同様の軽快なライディングを可能としていた。写真を見ても分かる通り、車体は、前輪からシートまでの前部分と、リアホイール部分とに大きく分割されており、前部はコーナリングで左右にバンクしても、後輪は2つとも接地していた。また、リアにはディファレンシャル・クラッチを備え、コーナー時の内輪と外輪の回転差を調整していた。「STREAM」という名称は、新しい乗り物の流れを作り出す、という意図で付けられたもので、この後、ホンダのスリーター・モデルは、ジャイロX、ジョイ、ジャスト、ロードフォックスと続いていった。

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