ブレーキフリュードは定期的に交換しましょうね。
更新日:2022年05月14日 16:14:00

ブレーキフリュードは定期的に交換しましょうね。

プレジャーのブログ

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ブレーキフリュードにはいろんな種類がありますが、一般車に使用されている物のほとんどは、

ポリエチレングリコールモノエーテルが主成分です。粘度が低く、圧力による体積変化が小さく、

低温で凝固せず、高温でも沸騰しない性質の液体です。

ブレーキフリュードには沸点特性(沸騰しにくさ)が要求されます。その性能ランクを表記したものが、
”DOT4”なるものです。オートバイではDOT3・DOT4・DOT5あたりが使用されますが、DOT4では
ドライ沸点230℃以上・ウエット沸点155℃以上の性能が必要です。外車やレース用には
DOT5(ドライ260℃ ウエット180℃)というものが使用されますが、主成分の違いにより絶対に
混ぜてはいけない物もありますので、DOT5をご使用される場合は、よく確認ください。
(混ぜるな!危険!)ですよ!!



峠なんかやサーキット走行をしてブレーキを多用すると、ブレーキが発熱してしまいますよね。
こんなときにブレーキフュリュードはどれ位の温度になると思いますか?耐久レースの夜のシーンを
みるとディスクローターが真っ赤になっているのを見ますよね。

最高200℃ぐらいまで温度があがってしまうといわれます・・・・・ふつうのお水では沸騰してしまいますね。
もし、ブレーキフリュードが沸騰したら”ベーパーロック”という現象でフリュードの沸騰が原因でできた気泡で
液体の伝達能力は落ちてしまい、スポンジを踏んでいるような感覚になります。これではブレーキは効きませんよね。

ブレーキフリュードはとっても重要なパーツの一つで、経時劣化により沸点が低下するため
2年~3年ごと定期的に交換しましょうね。

今は特にABSは装備されておりますので、ABSユニットが不具合を起こしますと大変ですからね。

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