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スズキ V-Strom 250SX|Vストローム250SX

オフ寄り万能アドベンチャーツアラー

投稿日:2022年12月07日

評価:(5.0)

年式:年
燃費:一般道:40.0km/L 高速道:0.0km/L


満足している点

スタイルがカッコいいです。往年のDR-BIGのイメージだろうし、私なんかはカウルの造形が昔乗ってた刀を彷彿とさせると思います。マフラーは単気筒なのに2本出しで、凝っているし面白いですね。

価格が安いです。この価格でgixxer250にはないアドベンチャースクリーン、大型リアキャリア、ナックルガード、しっかりしたアンダーガード、オイルクーラーガード、USB給電ポート、前後ABS(これはgixxerにもあるかな?)など欲しい装備は全て揃ってて後はETCくらいです。メーターはフル液晶で回転数はもちろん、ガソリン計や燃費計、ギアインジケータ、バッテリー電圧計など至れり尽せりの多機能メーターです。エンジンはセルボタン1発でかかるイージースタートシステムになります。かかるまで押し続ける必要はありません。安いモデルにありがちなあからさまな安っぽさ、コストダウンした感は皆無で高級感すらあります。

エンジンはとても滑らかでスムーズです。振動が少なくて高回転域までよく回り上質感があります。何より本当に250か?と思うくらい小さく、軽く作られています。他のどの250cc4サイクルのエンジンより小さく、gixxer150のエンジンより小さいです。流石はライトウェイトロードスポーツに搭載されてる油冷エンジンですね。のんびりトコトコと走るのも、ちょっとペース上げるのも楽しいです。ギアのタッチも上質で気持ち良いです。6速あり街中だと5速までで充分です。燃費も凄くてまだ慣らし中ですが、下道を普通に走って40km/l走ります。

乗り心地は2人乗りを想定しているのだと思いますが、硬めに設定されています。ただリアのプリロードは調整可能なので問題はないです。もちろんサリーガード外せます。

不満な点

ステップから微振動が伝わります。今どきのバイクにしてはクラッチ重めですし、スズキ車特有の、クラッチ切らないとエンジン始動できないシステムは地味に面倒です。細かいですがオフロード寄りのアドベンチャーならフォークブーツくらい付けて欲しかったです。ヘルメットホルダーの類が一切ないので、別途買い求める必要があります。ヘッドライトの照射位置が上向き過ぎて常にハイビームみたいになります。サイレンサーの形状や排気音はいいのですが、位置が悪くて右足の踵が接触することがあり、地味に不快です。オフロードバイクではないので低速のトルク感はあまりありませんし、サスペンション等もハードな悪路は想定外だと感じます。ホンダとかだとメカノイズが抑えられ、その分排気音で楽しませてくれますがこれは違っていて、排気音はしょぼく、メカノイズはガチャガチャ煩いです。

これから購入する人へのアドバイス

シート高835mmですがオフ車と違いサスが硬く沈み込まないのと、シート幅が一般的なオフ車に比べ広いので、足付きは悪いです。私は身長178cmありVストローム250は足裏べったりですが、 SXはつま先立ちになります。これから買われるなら確認した方がいいでしょうね。あと残念なのがインド仕様の車両を日本で使っても、スマホとペアリングするサービスは使えません。どこでも気軽に走れて燃費良く堅牢で、安いし乗り心地もよく積載量も多い理想的なバイクです。ネイキッドの操縦性とオフロードの走破性、ツアラーの快適性がコンパクトな車体にギュッと詰まっています。


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ヤマハ BW'S 125|ビーウィズ125

カッコいい

投稿日:2020年10月18日

評価:(4.0)

年式:年
燃費:一般道:45.0km/L 高速道:0.0km/L


満足している点

剥き出しのフレームにミニマムな外装が醸し出すタフなSUVテイストのデザイン。事務的なつまらないスクーターが多い中にあって個性的でカッコいいです。特にビーウィズの象徴とも言える大きく開口したカウルに取り付けられた、印象的な縦2灯ライトは輸入仕様なので消灯、上だけ点灯、全点灯の切り替えができます。まあ特に意味はありませんが、昆虫のような異形でアクの強い不気味な雰囲気に一役買っており、好みはわかれますが私はカッコいいと思います。細かいですがライトのレンズにヤマハの音叉マークを入れるあたり、ヤマハらしくて奥ゆかしい美意識がいいなと思います。

液晶のメーターはタコメーターも付いていて、スピードは大きく中央に表示されるので綺麗だし見やすいです。ガソリンメーターの表示すらお洒落で所有欲が満たされます。トリップとオイル交換用トリップ、時計が付いていてなかなか豪華です。

ハンドルが異常に切れるしライトがハンドルマウントじゃないので軽く、取り回しは楽々です。YAMAHAらしくハンドリングはクイックで素晴らしいです。ハンドルは一般的なバータイプなのでブレースやスマホホルダーなどが付けやすいです。タンデムステップは折りたたむタイプじゃないので、タンデムよくする人にはいちいち出さなくていいので便利です。

搭載される空冷エンジンは乾いた歯切れの良い音で、ドドドッと言う振動がありバイクに乗っている感があります。軽やかなシグナスと違いタイヤも大きく中低速を重視しているため、迫力があり元気な印象で街中でのダッシュ力があり運転が楽しいです。

不動車をレストアしましたが整備もしやすいと思います。

不満な点

オフロードテイストを重視したためか車高が高く、足つきが悪いです。足元のスペースが少なくて窮屈だし収納もありません。変なところに給油口があるので給油しにくいです。どうやってもフルフェイスは入らないですし、ヘルメットホルダーは使い勝手悪いです。燃費は街乗りだけだとあまり良くないです。フレームがゴツいので原付にしては大柄だし重いです。

特徴的な縦2灯のライトですが、下がヘッドライトで上はただのポジションで電球も薄暗くて正直意味がわかりません。どうせならフォグランプにした方が実用性も高いと思います。テールデザインも2灯でカッコいいのですが、球がセンターにしかないので薄暗いし光り方がダサくて非常に残念です。

120kmくらい走ったら燃料計の目盛が1つになります。そこで給油しても4lくらいしか入らないので、6lタンクだからまだまだ走る計算ですが、街乗りだと200kmくらいでガス欠する計算なので航続距離は短いです。

細かいことですがサイドスタンドにセンサーがついてないのって、スクーターだと普通なんでしょうか。そのまま走り出してしまうことが何度かありヒヤッとしました。

これから購入する人へのアドバイス

正直これよりお洒落なスクーターがないので壊れるまで乗り続けると思います。タコメーター付きだしとにかくかっこよく、楽しいバイクでコスパ高いです。スクーターの中では良くも悪くも特殊で、実用性よりもファッションを重視する人や、ちょっとした林道にもチャレンジしたい人にオススメです。軽SUVのような、ワイルドだけど手軽で遊び心があり、日常がちょっと楽しく快適になる道具。ブロックタイヤやオフヘルが似合うスクーター。遊びで買えて街中でも使いやすく、週末は冒険に連れて行ってくれる頼れる相棒。見てよし、走ってよし、イジり甲斐もありオフロードも楽しめる。ビーウィズ125Xはそんなバイクです。


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カワサキ ZR-7

ベーシックスポーツ

投稿日:2020年06月05日

評価:(5.0)

年式:年
燃費:一般道:20.0km/L 高速道:24.0km/L


満足している点

まずはその端正なスタイル。メーターカバーはブラックでシックかつスポーティで、タンク形状やテールカウルも美しいです。個人的にはサイドカバーからテールカウルの連続性がぶった斬られる2本サスのネイキッドより、こちらの方がカッコいいと思います。カワサキは塗装も綺麗です。

エンジンは熟成された空冷4気筒で、枯れた技術ですがだからこそ安心感は高いです。私は教習をゼファー750でうけましたが、これをベースにし改良されたZR-7の信頼性がいかに高いかがわかると思います。パワーは必要にして充分で、静かで滑らかかつジェントル。癖がなく全域トルクフルで素直なとにかく扱いやすい特性であり、必要な時に必要な力を発揮してくれます。空冷は見た目も断然水冷よりカッコいいです。2バルブなので低速から力がありよく粘り燃費も良いです。ナナハンを高回転域まで回すことは滅多にないので私は2バルブで充分です。ザッパーのコンセプト通り、絶対的なパフォーマンスを追い求めるのではなくのんびり流して気持ち良いフィーリングですね。

ハンドリングは癖がなく非常に気持ち良いです。キャスター角がゼファーより立てられているようで、より機敏さを重視した設計になっています。もちろん、ユニトラックサスも効いてると思います。スイスイと狙ったラインをトレースできるので上手になったような錯覚さえ覚えます。

車体は停車時には前車SV650Sに比べ重く感じますが、バランスが良いのか取り回しは軽く感じます。燃料タンク容量が22lもあるので、前述した高燃費と相まって航続距離が長いです。

昨今のバイクに比べタンデムシートがしっかりしていてタンデムバーも付いているので、タンデムする機会が多い人にもおすすめです。

シート下の小物入れが大きくETCや頑張ればカッパくらい入りそうです。センタースタンドがあって整備もしやすいです。シートがソファーのようにフカフカなので長時間乗ってもお尻が痛くなりません。

不満な点

暖気を長めにとらないとアイドリングが安定しません。ガスが薄いのかエンジンのかかりが悪く、夏場でもしょっちゅう乗っててもチョーク+アクセルちょい開けしないとかかりません。ZRXの時もそうでしたが燃料計は全くあてになりません。上体が起きた姿勢なので仕方ないですが、風圧をモロに受けるので快適な高速巡航速度は100km/hまでです。エンジン特性やギア比もあると思いますが、あまりとばす気になれないバイクです。ギアと言えば5速までしかなくて、間違えて6速目に入れそうになります。6速あればもっと燃費よくなりそうなので少し残念です。

これから購入する人へのアドバイス

希少車です。なかなか見つかりません。
ゼファーよりカッコよく、性能もいいのにゼファーの半額で買えるのでコスパは素晴らしいです。大型初心者や癖がなくて長く飽きずに乗っていられるバイクが欲しいと言う人、人と被りたくない人にはいいと思います。ツーリングはもちろん、買い物や通勤にも気軽に使える大型バイクです。


3人がグー!を付けています。

スズキ GSX250S KATANA|GSX250Sカタナ

扱いやすくよく切れる

投稿日:2016年07月14日

評価:(4.0)

年式:年
燃費:一般道:18.0km/L 高速道:22.0km/L


満足している点

このエンジンは凄いです。超高回転域まで許容するレーサーレプリカ直系のエンジンで、最高出力40ps/13,500rpm、最大トルク2.7kg-m/10,000rpmと、250ccとは思えないくらいハイパワーです。

1100刀が忠実に再現されており見かけも250ccクラスには見られないです。車検がない軽二輪クラスでありながら、走りやスタイリングに不満はありません。

250ccクラスとしては大柄な車体だと思いますが、ハンドリングも非常に軽快で意外と言ったら失礼ですが全く癖がありません。個人的にはメーターのデザインが独創的で好きです。排気音もレーシーで良いです。

不満な点

長いタンクを抱えこみ、低い位置についているセパレートハンドルを掴むことになるので、前かがみにならざるを得ず乗車姿勢が厳しいです。狭い場所でUターンなんかもやりづらいです。慣れの問題だとは思いますが。

ミラーはどんな風に調整しても見えにくいです。ヘルメットホルダーはいちいちシートを外さないと使えません。荷物は載せづらいです。エンジンはよく回りますが振動や騒音が激しくなるので、あまり回す気になれません。燃費が悪いです。

持病持ちらしく、普通に乗っていてもキャブレターの調子が悪くなったりします。私のは1気筒死んでしまいました。これは古いGSX250系やバンディットに多く報告されているトラブルらしいです。オーバーホールは大変でショップに頼むと高いです。コケるとウインカーが割れます。

これから購入する人へのアドバイス

旧車であることをよく理解してから買いましょう。
外装部品等はもうぼちぼち欠品になってると思います。250ccだから維持費を安く抑えられるとは思わない方がいいです。


12人がグー!を付けています。

カワサキ ZZR400

フルカウルGT

投稿日:2016年07月28日

評価:(5.0)

年式:年
燃費:一般道:15.0km/L 高速道:22.0km/L


満足している点

エンジンは非常に振動が少なく、排気音も静かで回せば力は出ますがピーキーさは皆無で穏やかな特性です。パワー自体は控えめですがスムーズなのでストレスは感じません。むしろ急かされる感じがなく、のんびり流すのが楽しいところは好印象ですね。高剛性なアルミフレームの骨格と、組み合わされる足回りは乗り心地重視で、空力に優れたフェアリングも相まって長距離走っても疲れず安定感も高いです。真冬に600km/日走ったことがありますがそれでも疲労が少なかったことがこのバイクのツアラーとしての性能の高さを裏付けていると思います。
センタースタンドや折りたたみ式の荷掛けフック、2つあるトリップメーターはあると便利な装備ですね。

スタイルはどこから見ても美しいです。カウルの造形、サイズ感やヘッドライト形状、ビルトインされたウインカー、太いタイヤに2本出しのサイレンサー等個人的にはZZRシリーズでは1番均整がとれていてかっこいいと思います。
600ccのパワーにも耐えられるように設計されているため、耐久性も高いです。

不満な点

フルカウルは整備性が悪いうえに熱くて、真夏に渋滞にハマると大変です。
燃費が悪いです。タンク容量も意外と少ないですね。
エンジンは暖気が完了していないと、トルク感があまりないです。
制動力に難ありと思います。車重があるので、取り回しは重いです。ブレーキにしろアクセルにしろ、スーパーフォアのようにガツンとレスポンスせず、ちょっとダルい味付けです。
ミラーが見えにくいと感じます。ヘルメットホルダーは使いづらい位置にあって不便です。
ローギアに入れるとガチャンと衝撃があり少し不快です。走行中にガラガラという音を伴いながらギア抜けすることがたまにありました。
ハンドルロックをかける際に、勢い余ってPに入れてしまい気がつかないでいると、テールランプが点灯したままになってしまうので正直無くてもいい機能ですね。PNFやラムエア加圧機構、カウルの小物入れといい要らない装備が多い気がします。それならヘルメットがサイレンサーに接触してしまうヘルメットホルダーの使い勝手を考えて欲しかったです。走行直後のサイレンサーが熱い間はヘルメットの内装が焼けないか心配で使えません。

これから購入する人へのアドバイス

400cc以下でツーリング特性を重視するならいい選択肢だと思います。癖がなく、ビギナーにもお勧め出来るバイクです。フルカウルですがレーサーレプリカのような過激さはありません。あくまでストリートを走るツアラーとしての快適性を重視したモデルです。バイクに対してアグレッシブじゃない人、長距離移動が多い人にはいいバイクだと思います。
ロングセラーなので、新しいものがいいと思います。信頼できる、できれば自宅近辺で買った方がいいです。


4人がグー!を付けています。

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