気軽にオートバイの味わいを知ることの出来る良き相棒
投稿日:2014年03月31日
評価:(5.0)
年式:年
燃費:一般道:30.0km/L 高速道:35.0km/L
満足している点
○スタイリング
⇒美しい造形のタンク、エンジン。そしてメッキで輝く前後フェンダー、キャブトンマフラー。
これだけで飯3杯はいけそうなくらいです(笑)
○ギヤ比
⇒1速がすぐ吹け切るのは賛否両論ですが、僕はすぐギヤチェンジしたい派なのでOK。
気が完全に抜けててもエンストの心配ゼロ。しかも5速ロックオンで幹線道路で流す走りをするときに使う40km〜60kmが
エンブレも比較的よく効く方なのでアクセルのみで流し運転も対応可能。よく言われる高速道路走行は風圧と振動で楽しい
感じじゃないですが低速トルクを活かしながらの
街中でのライディングは後述のエンジンの味もあって最高です
○足つき
⇒身長165ですが、両かかと完全設置で立ちゴケの心配0%。
しかも、車体が軽いのでまたがったままバック出来ます)
○エンジンの味
⇒回さなくても空冷ロングストロークシングルならではの鼓動は 味があります。
○燃費がいい
⇒街中走行オンリーで30km/L前後いきます
○タンク容量
⇒そんなに見えないが14Lもある。満タンで400kmは走れます
○ハンドリング
⇒極低速での切り返しはフラつきもなく安定します。
中高速ではバンク角は浅めながら軽い荷重移動と
コーナー入り口できっかけを与えるだけで安心感
タップリでイメージ通りのラインをトレースします。
不満な点
(※不満な点は全て現行型では改善済みです)
Xタコメータが無い
⇒アイドリングの回転数や高回転時のレブリミットの確認など、 やっぱりほしい
Xキーシリンダとハンドルロックの位置
⇒キーシリンダはタンク下、ロックはフレームのタンク前。
別々でいつまでたっても慣れないし、めっちゃ不便で
使いにくい。使い勝手までレトロにしなくてもよいと思う
Xフロントブレーキの効き
⇒シングルディスクでシングルポット片押しでパニック
ブレーキの時に不安が残る効き。普段はエンブレ併用で
カバーします。
Xプッシュキャンセルじゃないウインカー
⇒安全性に関わる部分なのに全く理解不能。
2002年式でこれは無い
これから購入する人へのアドバイス
15年前までにまでZXR400やZEPHYR1100、Z750F、SRX-6などを
乗り継いてきました。
それからしばらくバイクから遠ざかっていましたが、
久々にリターンするにあたって空白の15年の間に高校生の
子供がいる養育費がどんどんかかる父親になってしまったので
ランニングコストの安い250ccの中から選ぶにあたって、
「スクーターじゃなくオートバイ」
「オートバイらしいスタイリング」
「安価(車両、ランニングコスト)」
の条件から選ぶとエストレヤRSに行き着きました。
RSの良さはリヤもディスクブレーキという点ですが
パッドの交換はドラムと比較して簡単。
ショップに依頼してもキャリパー外すだけなので工賃も安価。
自分でやっても20分もあれば完了します。
当然ながらドラム仕様も試乗しましたが、ディスクの方が
コントロール性や制動力ともに上でした。
不満点も書きましたが、全て現行型で改善されています。
こういう点もカワサキはユーザーの事をよく考えている
メーカーだと思います。
総評として高速道路の走行での余裕や強い加速力よりも、
交通の流れに乗って相棒と対話しながら景色も楽しみつつ
走りたい人にオススメです。