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北へ行く〜その4〜風強い岬と早過ぎた桜

北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2016-05-11 21:39:40 走行日:2016-05-02〜2016-05-02
グー!(61)

アホな宴の途中でウトウトしたのもあって、翌朝は早朝5時前に目が覚めた。窓の外はピカーン!快晴の空。しまった、前の夜、お母さんが「明日の日の出はスゴイよ」と言っていたのに…がっくり。外に出る。寒い。バイクのシートには霜が降りている。もうチョット待とうかなー。ひ弱。
それでも襟裳岬に行くと、青空を吸い込んだ濃い蒼の海、白い灯台、黒々とした岩礁が海に向かってフェードしている。この時期は、春霧の日が多くなるのに、これはラッキー??
これなら桜もツイてるか?しかし、甘くない。関東では夏日も記録する頃、最高気温は10℃前後…名残の桜はビミョーな咲き具合。これはまた見に来ないといけないな…
新しい口実を見つけて、北の大地を後にするのでした。

※メインフォトは襟裳岬

襟裳岬灯台は真っ白

前の日の夜走り、心細い”迷子”を導くように、真っ暗な空を一筋の光芒で照らしてくれた真っ白な灯台。
その姿に感謝しつつ、歩道を行きます。

襟裳岬の眺め

この時期は霧に覆われて、姿どころか何も見えないことも多い襟裳岬。今日はキレイな姿を見せてくれました。
今回は岬の背を這う遊歩道を歩いて、その先端まで行ってみよう!

かなり急なところもあります

整えられた遊歩道、手前の階段はかなり急角度。
途中には漁師さんだけが降りられる道というか、ほとんど踏み趾程度の断崖の下に降りるルートが。シロートがヘタに立ち入ると、行ったはいいが、戻って来れないパターンになるので、気を付けましょう。
さあ岬の先端は…

大小の岩礁が…

岬の上から見下ろした、大小の岩礁が迫ります。
ゼニガタアザラシがそこに棲むと聞きましたが、海鳥の白い羽色が停まるばかりで、その姿は見えず。
それにしても風が強いなぁ〜。それもえりも”らしい”のです。

昆布を採る人

崖下を見下ろすと、漁師さんが海岸沿いに寄ってきた昆布を採っています。
長い昆布を引いては抱え、その繰り返しの動作は、厳しい自然の中で生きる人々の凄みすら感じさせます。

いよいよ出発

名残惜しいけれど、そろそろ出発します。
ユースホステル時代のままの建物で元気なお母さんが出迎えてくれることも、もうなくなるかと思うとサミシイな…
でも、行かなくては。
出発する人たちを、YHの頃と同じように旗を振って送ってくれるお母さん。また会えますように…

区間運休中の日高本線

真ん中あたりに伸びるラインは、自然災害で鵡川〜様似間が運休中の日高本線の線路。
海が近いだけに、すでにサビサビで廃線ぽい雰囲気が漂っていてサミシイ。
海と牧場の緑とサラブレッドを見ながらトコトコ走る列車の思い出は今でも鮮明で、いつか運転再開してほしいです。

二十間道路の桜は2,3分咲き!?

地元のニュースでは「(5月)4日には満開に…」と言っていた桜は…まだまだ早過ぎました(笑)
青空に、ほんのりピンクが映える道はノビノビしています。この日は平日でも、多くの人出でした。

咲いている木もあって

気温は低めでも、日当たりが良いところは暖かい。もう少し咲いてる木はあるかな?歩道を進んでみます。
かなり咲いている木がありました。ここは撮影スポットにもなっています。
青空を背景にパチリ。名残の桜は、今回もビミョーな結果。今度こそ!の気持ちで、バイクに乗ります。

いつもの苫小牧西港

苫小牧西港には、太平洋フェリー・商船三井フェリー・川崎汽船など、中長距離フェリーが並びます。
「大洗行きはこちらでーす」待機所に誘導され、バイクを停める。ターミナル内で乗船手続きをすると、もう帰るのか…毎回同じことを思ってしまいます。
バイクでフェリーに乗り込む、同時に、また来よう!と次の計画を妄想するのです。


スポット詳細情報

  • 襟裳岬
  • 住所:襟裳岬
  • 駐車:あり

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