九州エリア(福岡県) カテゴリ:建物・史跡
2012-05-27 22:10:27 走行日:2012-05-26〜2012-05-26
グー!(7)
未遂に終わった蕪(かぶら)島 . . . リベンジに行ってきました!!
前回は南側からの攻撃に失敗したので、今回は北側から攻める事にします
( 失敗したと言ってもガタローの根性の問題なんですけど^^; )
前回のツーレポでも記しましたが . . .
太平洋戦争の末期本土決戦時の米軍襲来に備えて、
陸軍の海上特別攻撃兵器「 四式肉薄攻撃艇 」(通称マルレ艇)格納するための横穴が掘られています
しかし、この基地にマルレ艇が配備されたことはなかったようです
軍事に詳しくないガタロー . . . ここで疑問 . . .「 四式肉薄攻撃艇 」ってな〜に?
小型のベニヤ板製モーターボートの船内艇首部に炸薬(約250kg)を搭載して、搭乗員が乗り込んで操縦します
上陸しようとしている敵艦に体当たり攻撃することが主な目標とされました
乗員になったのは、他の特種兵器搭乗員及び機体が無いために出撃できなかった、航空特攻要員であった学徒兵や、海軍飛行予科練習生(いわゆる少年兵)出身者を中心としていました
軍の作戦の一環として、若い将兵たちを集めて特攻隊が編成されたといえます
主に長崎県大村湾の水雷学校分校と鹿児島県江の浦の2箇所で育成が行われ、国内及び海外拠点各地に海上輸送により配備されましたが、海上輸送線の途絶に伴い潜水艦、航空機による移動中の被害が多く、また出撃できぬまま陸戦に巻き込まれるなどして実戦に参加できぬまま、支援要員も含めて 2500名以上が戦死したといわれています
特攻艇(マルレ)は粗末な作りでした
「秘密兵器装備の特別攻撃隊」に志願・配属された将兵たちの多くは、中古エンジン付ベニヤボートに落胆したそうです
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