東北エリア(宮城県) カテゴリ:遊園地・テーマパーク
2017-09-11 04:19:31 走行日:2017-08-27〜2017-08-27
グー!(13)
仙台でバイク(SCR950)をレンタルして過ごす2泊3日ツーリング、
1日目の月山湧水ハント、2日目の牡鹿半島アートフェスにつづき・・・
3日目は、震災を経て7年ぶりに開催された松島基地航空祭の様子をレポートいたします。
6:30分に仙台市内のホテルを出発。
利府中ICから三陸自動車道に入り、石巻港ICから松島基地へ向かい7:30頃到着。
バイクのフットワークで観覧スポットを捜して基地外周の下見の後、
良い場所が見つからなかったので、8:00には基地内に駐輪。8:30の会場を待ちました。
(※基地最寄りのICは矢本ですが、下見と混雑回避の都合で一つ東にずらして石巻港ICを利用しました)
ただ、当日会場直前に基地外周を下見できるのは、バイクだからこその利点ではあります。
滑走路とか1本3000mあるので、基地内で反対側に行くことすらとても大変なことです。
この日、下見をしたのは、滑走路の南に広がる(=順光)北上運河ですが、
基地に隣接した運河全域がまだ改修工事中で、侵入することすらできませんでした。
ここでも復興の長い道のりを感じた次第。
長い道のりと言えば、
2011年3月11日に震災があったということは、松島基地で震災前最後の航空祭は2010年。
そして今年(2017年8月27日)の航空祭は、震災後初となる航空祭なのでした。
そんな特別な航空祭の当日は、早朝から1日を通して快晴に恵まれ、
特別な航空祭にふさわしい、この上ないお祭りとなりました。
上の写真でお伝えすることはできませんが、空を見上げる人々の視線の熱さ、
上空のパイロットには決して聞こえないであろう、盛大な拍手・・・
この7年の歳月を経て、やっと再開した松島基地航空祭には、
いろいろな人のいろいろな思いが凝縮された年月の重さを感じました。
報道陣も目立ってました。
以下、航空祭の様子とか、これまでのツーレポでお伝えできなかったこととか。
そらが真っ青でした
観覧はエプロンとよばれる駐機場の一部ですが、
ド逆光の松島基地でも、午前中は順光でした。
午前中?
そう。午前中にブルーインパルスの演技が見られるのは、
ここ松島基地だけです。
松島基地の特徴、それは、午前と午後、計2回ブルーインパルスのアクロバチックな超絶技巧に酔いしれることができることです。他の基地だと2年分ですヽ(^∇^)ノ
現地の新聞
津波で実家を流された石巻在住の知り合いから
後日、送られてきた現地の新聞の切り抜きです。
自衛隊はもめごとに巻き込まれることなく、
良い仕事をしていると思うわけで。
右下の特製ワッペンも当日の日付入り。
やはり特別な1日であったようです。
バイクなら松島基地の攻略は簡単
バイクで入れるゲートは基地の北東側からの1カ所のみ。
どこから入場するか、練る必要なし。
入ってすぐ駐輪場があるほか、入場ゲートもすぐ脇で、
ゲートでの手荷物検査の行列が解消してから、
おもむろに手荷物検査に向かっても余裕で間に合います。
ちなみに、松島基地は、自動車は抽選で基本不可。
バイクなら、事前連絡等なくても基地内へ乗り入れができます。
バイク海苔がこんなに優遇されるなんてメーカー主催イベントか、航空祭くらいのもんです。
ありがたや(TT□TT)
ホテルも基地みたい
話は前後しますが、
2泊した仙台のお宿は、
「パレス宮城野」というホテル。
素泊まりで7200円。
電話の予約受付に始まり、サービスがあまりにちゃんとしてて、びっくり。
警察か警察OBなら素泊まり5200円というから、
警察の共済会系のホテルのようです。
そう言えば、フロント脇の物販で白バイや警察絡みのキャラグッズを売っていました。
極めつけは、駐輪場。
バイクには、ホテルの地下駐車場をあてがわれます。
特に、雨に祟られる人にはこの上ないかと。
さらに、
「駐車場のエレベータは何時でもご自由にお使いください。
ただし、自分で操作してください。」
願ったりかなったりじゃん。
ターンテーブル、便利ですね。重たいバイクだったしw
エレベータ自体も登りながら回転して、
もう気分はサンダーバードヽ(^∇^)ノ
牛タン山盛
パレス宮城野からなら、あるいて行けるところにある
「集合郎」というお店で晩餐会ヽ(^∇^)ノ
本場では、牛タンはからし菜とかを載せて、
辛みと共に頂くとかで、なるほどの旨さ。
いろいろチャレンジしましたが、やはりこの牛タンが一番おいしかったですねえ。脱帽。
宮城って予想以上にいい所でした。
写真はBros.のm○t○2さんから頂いた、
気仙沼応援グッズと人間用ガソリンハイオクプレミアム。
「気仙沼まで足伸ばすのはむづかしいでしょう」とのご配慮。
と、石巻在住の飛行機仲間からもらった特製ワッペン。
「まさか、おめえ、これは持ってねえだろ」
やはりマニアは違います。
同じ日本人かと思っていましたが、
東北人の熱い魂に触れた気のする3日間でした。
一皮むけたのは、晴天のせいですがw
※ツーリングスポット情報は松島基地広報班。
スポット詳細情報