自分で修理する悦び DIYで復活!
2015年06月30日 14:33 グー!(11)|コメント(2)
バイクでも、自動車でも機械が壊れるには必ず理由があります。
「何か最近調子悪いんだけど、いつの間にか直った。」
こんな事を言う人がいますが、実際には直っている訳ではないという事は当然です。
先日、ノートパソコンのキーボードに牛乳をこぼしてしまい、全てのキーが反応しなくなってしまいました。
パソコンが使えないと仕事にならないので、とても不便だったのでBluetoothキーボードを購入し、何とかタイプ出来るようになっていたのですが、どうにも入力が上手くいかなくて、イライラがMAXに達していました。
仕事の期限に間に合わねーぞ!どうすんだ!?
とパソコンのキーボード部分を力任せに強く叩いてしまいました。
すると…。
一切の音が出なくなったのです。
沈黙は金なりとか、よく分からない格言を言う人がいますが、パソコンから音が出なくなると想像以上に不便です。
YouTubeを無音で見ても意味が分かりませんし、動画編集も全く出来ない状態。
そんな不便な状態が1週間続いたので修理を検討していました。
しかし、私のMacBook Airはタイに来てマザーボードの不具合で2回も修理をしているのですが、総額6万円以上払っています。
タイで6万円もあれば新しいパソコンが買えるため、周囲から変わり者の烙印を押されているのですが、今回また修理をすれば、恐らく総額10万円を超えることが予想されるため、新しいMacBook Airが購入できます。
修理か、購入か?
散々悩んだのですが、ひとつの解決策をひらめきました。
DIYです。
他人に任せて高い金を請求されるなら、自分で直せば良い。
バイクが壊れてもそうしてきたじゃないか?なぜパソコンは人任せにするんだ?
そうです。自分でやればタダです。
しかし、MacBook Airは専用のドライバーが無いと開けることすら出来ません。
タイの片田舎でそんなものを購入することは不可能です。
こんな時、あなたならどうしますか?
日本人は先人の知恵という物を大切にします。
私も漏れ無く祖先をリスペクトしていますので、彼らの知恵を借りることにしました。
機械が壊れた時、まずやってみることそれは…。
ショック療法ですよね?
テレビの写りが悪い時、バンバン横から叩けば大抵直ってしまうものです。
これだ、これしかない。
早速MacBook Airをケースに入れ、胸の高さまで持ち上げ、落下させようとアクションを起こします。
周囲のタイ人が、「何やってるの?やめなよ!!」と必死で止めてくるのですが、走りだした暴走機関車を止める術は誰にもないのです。
せーの。
どこっ!という音とともにMacBook Airから嫌な音が響きました。
恐る恐る電源ボタンを押した途端…。
ジャーン
MacBook Airの起動音が戻ってきたのです。
そして、音楽もきちんと聞こえるようになりました!!
ビバっ!!ハレルヤ!!エクセレント!!
MacBook Airを持って小躍りしたのは言うまでもありません。
なんかよくわからないのですが、直っちゃいました。
機械が壊れたら、ショック療法。
これデフォですな。