日本のバイク屋はどうして…
2015年06月27日 12:39 グー!(10)|コメント(2)
タイに住んでいると、日本人の接客態度は非常に良いと感じられます。
タイ人は基本、日本人店員の様に、ずっと立って待機したりせず、ボケーッと座っていたり、ご飯を食べながら接客をしたり、スマートフォンをいじり、鼻くそをほじりながら店番をしているのです。
日本人がどれだけ接客態度が良いかという点は、日本に住んでいると分からないのですが、タイに来るとその落差で非常に良くわかります。
そんなタイに住んで、バイクに乗っていると修理店に行くことが多くあるのですが、ここには日本人が失った職人気質が未だに残っている気がします。
タイ=ぼったくり
という固定観念を持っているため、どうしても警戒しながらタイ人と話をするのですが、とある修理店でこんなことが有りました。
オイル交換のために訪れたバイク修理店のおじさんが、
「一緒にエアフィルターを交換しないか?」
「タイヤ交換はするか?」
と聞いてくるので、確実に営業が始まったよと、断っていたのです。
タイ人って、こんな感じでいろいろ不要な物を薦めてくるので、とても面倒です。
どうせ、金がほしいんだろ?とオイル交換が終わった時にチップを渡そうとしたのですが、頑として受け取りません。
彼は本当に必要だと思ったからこそ薦めてきていたのです。
わりとバイクの修理店では、こういう職人気質な人が多く、チップを渡そうとしても受け取らなかったり、新品に交換しなくても問題ない時は調整だけで済ませようとする人が多いのですが、これは一般的なタイ人の店とは少し違います。
私は、バイク屋がすごく嫌いです。
それは、日本のバイク屋は、セコくて失礼な人が多い気がするのです。
高校生の時、初めてNS-1を買いに行った時、そのバイクはレース用に使おうと計画していたため、ナンバー取得も、初期整備も不要でしたので、現物での購入し、代金を支払いました。
しかし納車の時、販売店のオヤジは、
「エンジンをかけてみたら、外付けCDIがパンクしてたから純正に接続しといた、整備料として6000円ね。」
と言ってきたのです。
こういうパーツを見たことがある人は分かると思いますが、こんな配線の繋ぎ直しなんて、素人でも3分でできるものです。
それを6000円も請求してきたのです。
高校生の6000円ってすごい金額じゃないですか?
これをぼったくりと言わないで、何と言うのでしょうか?
しかも、試しにリミッターカットしてあるCDIに繋いでみると、問題なくエンジンがかかるのです。
高校生相手に嘘までついて、金をだまし取るなんて本当にクズです。
そんな経験をしたため、それ以来バイクを購入する時は、その店のスタッフを観察する事にしています。
私基準で言うと、ダメなバイク屋は、確実にタメ口で接客をするところです。
どんなに若くても、どんなに年下でも、客じゃないですか?
その前に、初対面なのに、いきなりタメ口って社会人として最悪な態度だと思うのです。
若く見えても客は客。客じゃなくても初対面での態度は重要です。
なぜか、自動車販売店ではこういうスタッフに会ったことはありませんが、バイク屋は多い気がします。
っていうかほとんどこんな態度ではないでしょうか?
若者のバイク離れが進んでいるとかニュースをよく見ますが、こんなバイク屋ばかりだから、バイク自体が底辺が乗るものという印象を作ってしまうのも少なからずあるのではないでしょうか?
こんな事を言うのは何ですが、日本のバイク屋の態度はタイ以下です。