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9月24日　快気祝いを兼ねて、当別方面を走って来た帰りに、当別の道の駅近くで急に250TRの調子が悪くなった。
ローにギアを入れてスタートすると「ガツン！ガツン！」と激しい音と衝撃がしてから走り出す。セカンドも同様でサードからは普通にギアがはいる現象が起きた。
家に帰って色々と調べたが、原因を決定づけるような記載が見当たらない。考えられるのは、クラッチ系か変速ギア系の故障だが、ギア系だとエンジンを下ろすことになるので、修理費だけでも新しいバイクが買えるくらいになるとの記事もあった。
「このまま買取に出そうか？廃車にしてしまおうか？」などとの考えが、頭の中を過る。
数日間考えた結果。「思いつくことを片っ端からやってみよう！」とうい考えに至った。
まずは、クラッチのスプリングが劣化しているのでは無いかと思い、スラッチスプリングを交換してみることにした。
マフラーを外し、クラッチリリースを外しますが、このクラッチリリースが後で厄介な事になります。写真1　
クラッチカバーを外します。四角い枠状のところの横にあるシャフトはクラッチシャフトで、非常に簡単な仕組みですが、後で厄介な事になります。写真2　
クラッチオペレ−ティングプレ−トから、クラッチスプリングだけを外します。写真3　
クラッチスプチングは、標準値が32.6mmで使用限界は31.7mmですが、今、付いているスプリングは最低で32.0�个覆里婆簑蠅呂△蠅泙擦鵝�
しかし、せっかく購入したので、34.0�个凌敬覆冒瓦篤�れ替えます。写真4
ガスケットはクラッチカバーにこびり付いていたので、スクレーパーできれいに落とし、オイルストーンで磨きます。写真5
クラッチスプリングのボルトは8.8N・ｍのトルクで締めます。写真6　
クラッチカバーのガスケットは、取り付ける時に落ちてこないように、ハーレーの時と同じ方法で組み込みます。写真7
クラッチカバーを組付け、クラッチリリースを取り付けるのですが、クラッチシャフトがズレてしまい、さらにクラッチワイヤーが思うように取り付けられずに、かなり長い時間を要しました。…が、試走したものの症状は改善されません。
呆然としながら原因を考え、ネットでも色々と調べましたが判然としません。「もしかしたら、クラッチ板が減っているのでは…」と思い、部品を調達しました。
作業は一からやり直しです。
クラッチを交換する前に、念のためにシフトチェンジリターンスプリングも交換しておきます。写真8
クラッチはフリクションプレートとスチールのプレート2枚が交互に入っていて、フリクションプレート、ポチポチの点いた厚いスチールプレート、無地の薄いスチールプレートの順に組んで行き、最後のフリクションプレートだけ位置をずらして取り付けます。写真9
クラッチ板を組み込んだらクラッチオペレ−ティングプレ−トをはめ込みますが、この時、ポンチマークに注意して取り付けます。写真10
再びクラッチカバーを取り付け、クラッチリリースを取り付けようとしましたが、前回の取り付け時にクラッチシャフトの溝にクラッチロッドがうまく入っていなかったようで、溝がギザギザになっていました。再度、部品を調達…　部品を待ってシャフト交換し、クラッチカバーを元に戻し、マフラーを取り付け作業を終えて試走…　症状は改善されません。( ；∀；)
この続きは「250TR　故障原因の究明と修理　その2」をご覧ください。