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この秋にめでたく愛車となった アドレスv100（CE13A）　走りは悪くなかったのですが、絶好調…とまでは言えず、温まり始めやアクセルを急に開けたとき、少しせき込むような感触がありました。

中古車屋（港区・豊中）のオヤジさんは「駆動系も含めて追加 ￥15k で全部みておくよ。」と心強い声掛け。信用してお願いしたのは言うまでもなく（待てよ…そういやあのあと、信号待ちのアイドリング中に止まるのはプラグの失火 [電極外スパーク] だからセルで都度再起動して走ってね…とか言ってたっけ。で、引き取り納車から帰宅までの間に十数回止まったんで、アイドリングスクリューを1/6回転絞めたら普通にアイドリングするようになって……プラグ未だみてないや。）

んじゃまぁ、プラグ買って交換すべぇ・・・って密林に頼んだら、違う（人気ナンバーワン！って触れ込みの）プラグ注文しちまって届いて、”いやそりゃ取付けできない車種のユーザーにも検索一位で出してたらまぁ、売れるだろうけどさ……”って、二週間ほどの経緯で適合品（NGK BPR7HIX）が届きました。

スクーターってプラグ周り空間、結構狭めだよねぇ・・・って、工夫して外したら「なんじゃこりゃぁ！？」
詳しくは写真をご覧ください。（メイン写真〜1枚目）

カーボンは真鍮ブラシで、スラグの表層はワイヤブラシで普通に落とせましたが、普通じゃない状況がその下に隠れておりました。（写真 2枚目・3枚目）

仕方なく（幾分ワクワクしながら）ステンレスの千枚通しで ゴリゴリ…カシカシ…（硬いな） パキペリピリン…ポロン ?!
碍子[ガイシ]って丈夫やねぇ。( NGKさん流石ですわ。)（写真 4枚目）

しかし、エンジン内でこの硬いスラグが落っこちたら、ピストンやらリングやらシリンダーやラポートやら、クッキリはっきりしっかりと溝掘れるんやないんかぃな…？！ （桑原くわばら）

仕上げにタールも除去して…（写真 5枚目）

愛車には代わりにイリジウムプラグ（NGK BPR7HIX）を附けました。なので、このプラグは予備になります。( ← いやそれ使うのかよ)

…勿論、予備の要らないことは切に祈りますけれども。

カスタム（プラグ交換）結果：
イリジウムプラグ化の結果はすごぶる快調。アイドリングスクリューを 1/8 戻しました。　試走で出向いた70km程の行程、 京都市北部、花背峠も元気に（後半は熱ダレ30〜40km/hで）登り切り、帰りのR162は2ストのパワーバンドフィール炸裂!　もちろんアクセルへのレスポンスも良好で、メータ読み制限速度で走るのが却って大変でした。（燃費は峠走行で26.37km/L：73km/2.73L：満タン法）（交換前は市街地で23〜28km/L）

付記：
アドレスｖ100 の良いところはコンパクトな車体での俊敏さ。流れに乗ってからの2スト操縦フィールは小気味良い。
速度感も適度で、大型バイクで120km/h。155ccだと80〜90km/h で走行時の感覚が、60km/h〜辺りから感じられるように思えます。これはつまり免許証にも優しいのかも……、近場を走るのがより楽しくなりました。
（今回は以上です。）