グリップヒーター&ハンドルカバー
2015年01月25日 19:10 グー!(10)|コメント(6)
ホンダ CBR250R(2012年式)
カスタムとは言えませんが・・・
真冬でも(雨・雪以外は)バイク(おもにCBR250R)で通勤しているのですが、海の無い奈良県では12月から2月にかけて、朝方は氷点下になることが増えてきます。
そこで少しでも快適に過ごそうと、年末にグリップヒーターとハンドルカバーを付けました。
グリップヒーターはホンダの純正ではなく、ホンダモトランドの久保店長さんイチオシのエンデュランス製 HG120 です。
電圧計付のヒーター制御スイッチがついておりバッテリー上がりの心配もないそうです。
設定した電圧以下にならないようにヒーターの出力を自動的に制御するレギュレート機能や、スイッチオンから一定時間はバッテリーに負荷をかけないようにヒーターがきかないスタートアシスト機能、そして一定時間温めたあとは自動で出力を低下させる機能など、いろいろついています。
取りつけはすべてショップにお任せしましたが、CBR250Rはカウル付きということもあって結構時間がかかっていました。
肝心のヒーターの方ですが、冬用グローブを付けて運転していると、5段階のうち真ん中の「3」では「ほんのり」、「4」にすると「まあまあ」暖かいという感じです。
ちなみに、グリップヒーターは8,500円、関係部品と消費税を合わせて10,044円。工賃が5,400円でしたから合計15,444円でした。
これが高いのか安いのか・・・
ちなみに、走り出すまで気付かなかったのですが、グリップが少し太くなったことで運転しやすくなりました。
次はハンドルカバーです。
選んだのは、以前マジェスティCに付けていたのと同じコミネのネオプレーンハンドルカバー(2,000円ほど)です。
これがあれば軍手だけである程度の寒さを凌げます。一昨年の正月に行った“極寒(雪中)伊勢神宮参拝ツー”のときも、このハンカバーの中に使い捨てカイロを入れて走ったので“凍傷”にはならずに済みました。笑
装着は簡単です。内側に大小2つの穴が開いていますので、小さい方をブレーキ(もしくはクラッチ)レバーに、もう1つの大きい方をグリップに差し込むだけです。
ネオプレーンはかなり伸びますので、左側はグリップ部分だけでなく、スイッチボックス全体を覆うことができました。あとは長さを調整して紐で縛るだけです。
右側はアクセルワイヤーなどがありますので、スイッチボックス全部というわけにはいきませんが、スタータースイッチとキルスイッチを覆うことができましたので十分です。
走ってみるとやはり左側は隙間風がほとんど入ってきませんが、右側は少し冷たい風が入ってきます。構造上仕方ありませんし、十分耐えることができる範囲です。
それより、素手で握っているとレバーが冷たくて嫌になります。素手だと万が一の時に怪我をしやすいのと、“低温やけど”の心配もありますので、100均で買った滑り止めのポチポチのついた子ども用の手袋をしています。
高速道路でも試しましたが、グリップヒーター&ハンドルカバーの威力は絶大!です。
特に冷たいレバーを握る必要がないので、ヒーターのスイッチを“3”(5段階中)にセットしておけば十分温まりますし、氷点下でなければ、“2”でも十分ですね。
寒いといろいろなところに力が入ってバイクを上手くコントロールすることができなくなりますが、手元が暖かいと肩に力が入ることもなく運転もスムーズに行えます。
ハンドルカバーを付けていてもそこそこのペースで走ることはできますから、真冬のツーリングもアリかもしれません。
ということで、グリップヒーター&ハンドルカバーで極寒仕様になったCBR250Rで通勤するのが楽しみになりました。
写真1:2015年01月25日 投稿
フルカウルのバイクは何をするにも大変!
グリップヒーターを付けるためにアンダーカウルを外し、サイドカウルを左右とも外しました。
もちろんハンドル周りもすべて一旦外さなければなりません。
写真2:2015年01月25日 投稿
グリップ部分を差し込む前にドライヤーでしっかり温めています。これをやらないと途中で入らなくなってしまうとか・・・
写真3:2015年01月25日 投稿
跨ってみるとこんな感じです。
ハンドルカバーがやけに大きく見えます。
スマートさに欠けるので今までは躊躇していましたが、この歳になると、”見てくれ”よりも”実利”を取ります。
写真4:2015年01月25日 投稿
前から見るとこんな感じです。
自分で思っているほど目立ちませんね。
これで気持ち良く通勤できます。