ドゥカティ | DUCATI モンスター696 | Monster 696

中古車価格帯

車輌プロフィール

2008年にモンスター696は、初代モンスター900以来のスタイルを一新するかたちで登場した、新生モンスターシリーズのファーストモデルだった。太くなったトレリスフレームにアルミのサブフレームを組み合わせ、ヘッドライトはぎゅっと押しつぶされたようにフロントフォークの間に組み込まれ、左右2本出しのサイレンサーはアップマウントされていた。なお、前身のモンスター695からは、数字がひとつ増えているが、空冷Lツインエンジンのボア×ストークは、88mm×57.2mmで同じ。排気量も、モンスター695が695cc、696が696ccということになっているが、計算上は、約695.8cというのが両モデルに共通する排気量だった。但し、燃焼室形状など変更されているところもあった。クラッチには、スリッパー機能を持つAPTCクラッチを採用し、ミッションは6速。メーター上の「マイクロビキニカウル」とシングルシートカウルを備えたモンスター696+(プラス)もラインナップされた(2010年まで)。2013年には、モンスターシリーズの20周年を記念したアニバーサリーモデルもラインナップされた。

2013年 Monster 696 20th Anniversary Edition (カタログメイン)
2013年 Monster 696 20th Anniversary Edition
特別・限定仕様
2013年モデル
ドゥカティ Monster 696 20th Anniversary Edition

初代モンスター900の登場から20年を記念した特別仕様車が、モンスター696、796、1100EVOに設定された。トレリスフレームはシャンパンゴールド、イタリアンレッドの燃料タンク、タンクに描かれたDUCATIロゴはオールドスタイル、専用シートの採用など、3モデル共通の仕様だった。

基本スペック

タイプグレード名 Monster 696 20th Anniversary Edition
モデルチェンジ区分 特別・限定仕様
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2058
全高 (mm) 1060
ホイールベース (mm) 1450
シート高 (mm) 770
乾燥重量 (kg) 161
車両重量 (kg) 185
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 696
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 88
行程(ピストンストローク)(mm) 57.2
圧縮比(:1) 10.7
最高出力(kW) 58.8
最高出力(HP) 80
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(N・m) 69
最大トルク(kgf・m) 7
最大トルク回転数(rpm) 7750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 15
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3.5
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DCPR8E
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 YT12B-BS
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.850
変速比 1速 2.462/2速 1.667/3速 1.333/4速 1.130/5速 1.000/6速 0.923
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 45
チェーンサイズ 520
標準チェーンリンク数 108
フレーム型式 トレリスフレーム
キャスター角 24°00′
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントホイールトラベル(mm) 120
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 148
タイヤ(前) 120/60ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 160/60ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム幅(後) 4.5
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:スリッパークラッチ