ビーエムダブリュー | BMW F450GS

車輌プロフィール

F450GSは、2024年11月にそのプコンセプトモデルが発表された新型のアドベンチャーモデルだった。BMWのGSモデルには、発表時点で、G310GS(単気筒)からF800/900GS(並列2気筒)、R1300GS/アドベンチャー(水平対向2気筒)までラインナップされていたが、F450GSは、スモールGSとミドルクラスの間を埋めるモデルとなることになった。この時代の「F」が並列2気筒エンジン車であることを示していた通りに、F450GSも並列2気筒エンジンを搭載。その最高出力は48psとなっており、これは、欧州における二輪免許・A2ライセンス対応車に許容された、搭載するエンジンの最高出力(35kW/48ps以下)の範囲内にあることを示していた。※スペック表での装備などは、コンセプトモデル発表時のプレスリリース及び画像から読み取ることができるものを記した。市販型は、2025年に発表される予定となっていた。

2026年 F450GS GS Trophy(オプションのキャストホイール)(カタログメイン)GS Trophy(オプションのキャストホイール)
2026年 F450GSGS Trophy(オプションのキャストホイール) 2026年 F450GSSport
新登場
2026年モデル
ビーエムダブリュー F450GS

EICMA2025(ミラノショー)で発表されたF450GSの市販モデル(2026年モデル)。標準仕様はキャストホイールだが、オプションでスポークホイールを選択することができた(チューブレスタイヤ)。

基本スペック

タイプグレード名 F450GS
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2161
全幅 (mm) 869
全高 (mm) 1210
ホイールベース (mm) 1465
シート高 (mm) 845
乾燥重量 (kg) 165
車両重量 (kg) 178
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 420.1
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 72
行程(ピストンストローク)(mm) 51.6
圧縮比(:1) 13
最高出力(kW) 35
最高出力(PS) 84
最高出力回転数(rpm) 8750
最大トルク(N・m) 43
最大トルク回転数(rpm) 6750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 14
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 2.5
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
バッテリー容量 12V-8Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.025
2次減速比 3.430
変速比 1速 2.765/2速 2.062/3速 1.588/4速 1.286/5速 1.095/6速 0.955
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 14
スプロケット歯数・後 48
チェーンサイズ 525
フレーム型式 鋼管チューブラーフレーム
キャスター角 26.1°
トレール量 (mm) 115
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントサスペンションストローク(mm) 180
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 180
タイヤ(前) 100/90R19
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/80R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム幅(前) 2.5
ホイールリム幅(後) 3.5
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:スリッパークラッチ
車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター)
車両装備:グリップヒーター
車両装備:USBポート
車両装備:緊急制動表示灯