ビーエムダブリュー | BMW K100RT

車輌プロフィール

K100シリーズ特有のエンジン特性である、パワフルかつフラットなトルク特性は、スポーツ色の強いK 100 RS(2-valve)のみならず、よりツアラー色を濃くしたRTにも見事にマッチしている。大柄なフェアリングはハイスピード・クルージングにおいて絶大な防風効果をもたらし、ライダーは快適かつ迅速に目的地へと移動することが出来る。高度な風洞実験と緻密な計算によって生み出されたフェアリングは、見た目に鈍重さを感じさせるものの、K100シリーズのエンジン特性によって市街地でも扱いやすく、守備範囲はかなり広い。加えてタフなエンジン、メンテナンス・サイクルなど、後にK100シリーズ(K75シリーズも)の実用性はとても高いレベルにあることが一般的に理解されてゆく。そしてやはり最大の武器となるのは、他メーカーとは比較にならないほどの高いウィンドプロテクション効果なのだ。

1984年 K100RT (カタログメイン)
1984年 K100RT
新登場
1984年モデル
ビーエムダブリュー K100RT

基本スペック

タイプグレード名 K100RT
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2220
全幅 (mm) 920
全高 (mm) 1155
ホイールベース (mm) 1516
車両重量 (kg) 253
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 987
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 67
行程(ピストンストローク)(mm) 70
圧縮比(:1) 10.2
最高出力(kW) 66
最高出力(PS) 90
最高出力回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 22
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
クラッチ形式 乾式・単板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 シャフト
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) モノレバー・スイングアーム式
タイヤ(前) 100/90-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)速度記号 V
タイヤ(後) 130/90-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)速度記号 V