



カワサキ KX450
KX450Fがモデルチェンジして新登場した、KX450。「4スト」を表わしていたFの文字は、すでに必要ないほど、4ストのモトクロスレーサーは当然の存在になった。カワサキのレースエンジニアが設計したフィンガーフォロワーロッカーアームを追加した新エンジンを搭載し、40年以上にわたるKXシリーズの歴史上はじめて、セルフスターターを装備(セルモーター用のバッテリーは軽量なリチウムイオン)。クラッチ操作も油圧式となり、安定したレバー操作を補助した。フロントサスには、ファクトリーレーサー同寸のφ49ミリ倒立フォークを採用するなど、シャシーも各部がリファインされていた。スタートダッシュを決めるためのローンチコントロール搭載のほか、付属のカプラーを差し替えることで、エンジンマッピングを3パターンに変更できた。
基本スペック
タイプグレード名 | KX450 |
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モデルチェンジ区分 | 新登場 |
型式 | KX450J |
発売年 | 2018 |
発売月 | 9 |
仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
全長 (mm) | 2185 |
全幅 (mm) | 830 |
全高 (mm) | 1275 |
ホイールベース (mm) | 1485 |
最低地上高(mm) | 340 |
シート高 (mm) | 955 |
車両重量 (kg) | 110 |
乗車定員(名) | 1 |
原動機型式 | KX450JE |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 449 |
カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
気筒あたりバルブ数 | 4 |
内径(シリンダーボア)(mm) | 96 |
行程(ピストンストローク)(mm) | 62.1 |
圧縮比(:1) | 12.5 |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
燃料タンク容量 (L) | 6.2 |
燃料(種類) | ハイオクガソリン |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火装置 | C.D.I.式 |
点火プラグ標準搭載・型式 | CPR8EB-9 |
点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
バッテリー容量 | 12.8V-2Ah |
エンジン潤滑方式 | セミ・ドライサンプ式 |
エンジンオイル容量※全容量 (L) | 1.0 |
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 0.8 |
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 0.9 |
推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・5段変速 |
変速機・操作方式 | フットシフト |
1次減速比 | 2.727 |
2次減速比 | 3.846 |
変速比 | 1速 1.750/2速 1.412/3速 1.188/4速 1.000/5速 0.875 |
動力伝達方式 | チェーン |
スプロケット歯数・前 | 13 |
スプロケット歯数・後 | 50 |
チェーンサイズ | 520 |
標準チェーンリンク数 | 114 |
フレーム型式 | ペリメター(セミダブルクレードル) |
キャスター角 | 27.6° |
トレール量 (mm) | 122 |
ブレーキ形式(前) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
懸架方式(後) | スイングアーム式 |
ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
タイヤ(前) | 80/100-21 |
タイヤ(前)構造名 | バイアス |
タイヤ(前)荷重指数 | 51 |
タイヤ(前)速度記号 | M |
タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ |
タイヤ(後) | 120/80-19 |
タイヤ(後)構造名 | バイアス |
タイヤ(後)荷重指数 | 63 |
タイヤ(後)速度記号 | M |
タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ |
ホイールリム幅(前) | 1.6 |
ホイールリム幅(後) | 2.15 |