カワサキ | KAWASAKI Z800
Z750の後継モデルとして、2013年に登場したのがZ800だった。新登場とはいえ、Z750(2004年~)から10年目という位置付けであり、Zシリーズとしても、初代900スーパー4(Z1)から40年目を迎えるモデルでもあった。2000年代のZシリーズ(1000と750)が育んできたアグレッシブなデザインはさらに突き詰められ、獰猛なイメージが強まっていた。ZX-9R由来のZ1000用エンジンをボアダウンして748ccとしていたZ750から、ふたたびボアを2.6ミリ拡大して(71ミリ。ストロークは同じ50.9ミリ)得た、排気量806ccの水冷インライン4は、どんな回転域でも優れたパワー特性を持つエンジンだった。また、リアスプロケの歯数をZ750の43Tから45Tに拡大することでギア比がショート化され、加速がより力強いものになっていた。2016年モデルまで販売され、17年にフルモデルチェンジを受けて登場するZ900に進化した。なお、Z800のマーケットコードはZR800で、仕様の違いによってZR800A/B/C/Dの4タイプが設定されていた。標準モデルがZR800A、そのABS搭載モデルがZR800Bだというのは、日本でも分かりやすいが、ZR800Cと、そのABS搭載モデルのZR800Dは、単なる廉価版ではなく、欧州における二輪免許区分(当時)のために設定されたものだった。欧州には、全ての二輪車に乗れるAライセンスの下に、A2ライセンスが設定され、エンジン出力35kW以下・パワーウェイトレシオ0.2kW/kg以下という条件があり、かつ、35kWの2倍を越える車両から製造されたものではないという条件も加えられていた。つまり、A2ライセンス所有者向けに、35kWの出力を持つ車両を販売するためには、70kWの出力を持つベース車両が必用になる、ということになる。ZR800C/Dのエンジン出力が70kWであったのは、そのためだった。
| 年式(西暦) 123 |
年式 不明 |
~2019 |
2020 年 |
2021 年 |
2022 年 |
2023 年 |
2024 年 |
新車 |
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| 価格帯 | 台数 | 7台 | 1台 | 1台 | |||||
| 200万円~ | |||||||||
| 200万円 | |||||||||
| 190万円 | |||||||||
| 180万円 | |||||||||
| 170万円 | |||||||||
| 160万円 | |||||||||
| 150万円 | |||||||||
| 140万円 | |||||||||
| 130万円 | |||||||||
| 120万円 | |||||||||
| 110万円 | 1台 | 1台 | |||||||
| 100万円 | |||||||||
| 95万円 | |||||||||
| 90万円 | |||||||||
| 85万円 | 1台 | 1台 | |||||||
| 80万円 | 1台 | 1台 | |||||||
| 75万円 | 1台 | 1台 | |||||||
| 70万円 | |||||||||
| 65万円 | 1台 | 1台 | |||||||
| 60万円 | 4台 | 4台 | |||||||
| 55万円 | |||||||||
| 50万円 | |||||||||
| 45万円 | |||||||||
| 40万円 | |||||||||
| 35万円 | |||||||||
| 30万円 | |||||||||
| 25万円 | |||||||||
| 20万円 | |||||||||
| 15万円 | |||||||||
| 10万円 | |||||||||
| ~5万円 | |||||||||
| 価格帯 | 台数 | 7台 | 1台 | 1台 | |||||
| 年式(西暦) |
年式 不明 |
2019 年 |
2020 年 |
2021 年 |
2022 年 |
2023 年 |
2024 年 |
新車 |