ケーティーエム | KTM RC125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2010年代のKTMは、これまでのイメージを転換するかのように、400cc以下の排気量クラスにストリートモデルを投入するようになった。その嚆矢となったのが、125デュークに始まったスモールデューク・シリーズであり、そこに続いたのが、レース・コンペティションの頭文字(R.C.)からとった、RCシリーズだった。RC125の登場は2014年。エンジンは125デューク用の水冷DOHCユニットを用い、KTMが参戦していたMotoGPの軽量級 Moto3クラス用マシンをイメージさせるカウルを身に着けていた。RC125と同じタイミングでRC390も登場し、後に設定されるRC200、RC250とともにRCシリーズを構成した。なお、125デューク同様に、RC125も欧州のA1ライセンス(125cc以下・11kW以下)所有者に向けたモデルだった。2022年モデルでフルモデルチェンジを受けた。トレリス構造のフレームは、リアが別体式になった。そのフレームやホイールなどによって、大きく軽量化されたのは、ライダーに大きな恩恵を与えた。燃料タンクはこれまでの10Lから13.7Lに拡大された。ハンドルの高さは10ミリ調整が可能で、たとえばサーキットでは低く、自宅への帰路では高くと、使い分けもできた。

2022年 RC125 ブラック(カタログメイン)ブラック
2022年 RC125ブラック 2022年 RC125ホワイト 2022年 RC125(リアビュー)
フルモデルチェンジ
2022年モデル
ケーティーエム RC125

フルモデルチェンジを受け、イメージ一新。エンジン、フレーム、足回りなどに変更を受けた。※日本市場未発売(2021年9月現在)→2022年6月から日本でも販売開始(ブラックのみ)

基本スペック

タイプグレード名 RC125
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
発売年 2022
発売月 6
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
ホイールベース (mm) 1343
最低地上高(mm) 158
シート高 (mm) 824
車両重量 (kg) 147
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.7
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 58
行程(ピストンストローク)(mm) 47.2
圧縮比(:1) 12.8
最高出力(kW) 11
最高出力(PS) 15
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(N・m) 12
最大トルク回転数(rpm) 7500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 13.7
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 1.5
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS
バッテリー容量 12V-8Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.5
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 520
フレーム型式 スチールトレリスフレーム
キャスター角 66.5°
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントサスペンションストローク(mm) 120
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 150
タイヤ(前) 110/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 54
タイヤ(前)速度記号 W
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 150/60ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 66
タイヤ(後)速度記号 W
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.20
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)