スズキ | SUZUKI アドレス125 | ADDRESS 125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

アドレスV100(2スト)から、アドレスV125(4スト)へと続いたスズキの「通勤快速」原付2種スクーターとして、2017年に登場したのがアドレス125だった。コンパクトで扱いやすい車体に、加速性能のいいエンジンを搭載するところは、これまでのアドレスVシリーズどおり。新しく開発された124ccの空冷4スト単気筒SOHC2バルブエンジンは、燃焼効率の向上や摩擦ロスの低減によって、パワフルさとともに、優れた燃費性能も獲得していた。また、アドレスV125までは10インチだったフロントホイールサイズは、12インチに拡大されて、走行安定性が向上した。2018年3月には、シートの前後段差をなくしたフラットシート仕様が追加された。座面を平らにすることで、シート下トランクの容量が向上。体格のあるライダーは、ライディングポジションの自由度が増した。2022年10月のインターモト(ドイツ・ケルン)において、新しいアドレス125(欧州向け)が発表された。もともとインドにおいて「アクセス125」として販売されていたものを展開したかたちで、日本市場では同年10月18日に発売された。従来型アドレス125のシャープな印象から、丸みのあるデザインに変更となったが、ほぼ同じタイミングで登場したスポーティなアヴェニス125と対(つい)になるにはちょうど良かった。新たにUSBソケットも備えた。ブレーキは前後連動式のコンバインドブレーキ。2026年モデルでマイナーチェンジを受け、イメージを踏襲しながら外観デザインを変更。燃料タンク容量やシート下収納スペース容量の拡大やリアキャリアの標準装備など、スクーターとしての使い勝手向上が図られた。

2023年 ADDRESS 125 (カタログメイン)
2023年 ADDRESS 125
2023年モデル
スズキ ADDRESS 125

インド市場で2019年末からラインナップされていたモデルが、2022年10月、欧州向け「アドレス125」として発表された。

基本スペック

タイプグレード名 ADDRESS 125
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1825
全幅 (mm) 690
全高 (mm) 1160
ホイールベース (mm) 1265
最低地上高(mm) 160
シート高 (mm) 770
車両重量 (kg) 105
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 124
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 52.5
行程(ピストンストローク)(mm) 57.4
圧縮比(:1) 10.3
最高出力(kW) 6.4
最高出力(PS) 8.7
最高出力回転数(rpm) 6750
最大トルク(N・m) 10
最大トルク回転数(rpm) 5500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 5
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.8
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
キャスター角 26°30′
トレール量 (mm) 89
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 90/90R12
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 90/100R10
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:前後連動式ブレーキ
車両装備:USBポート
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド